「エンシュウハグマ」
愛知県新城市 比丘尼城址にて (20010.10.18)
花の色に淡紅色が出易くハグマの中で一番美しいと思う、蕾は赤味がしっかり出て紅を差し可愛い。
静岡県と東海地方の山地に自生、9〜10月頃淡紅色を帯びた白い花を側生穂状に纏まって付ける。
花茎の先3~4mmの短い柄が有り花は長さ約2cm、総苞は筒形の長さ1cm程が3個の筒状花
を束ね、花冠の先は細く5裂し反転や螺旋状に回転して開く。
茎の高さ10〜30cm茎は枝分かれはせず、葉は3~8cmの長い柄が有り茎下部以下にやや輪生
状に多く付き、長さ2.5〜6.5cmで掌状に3〜5全裂し裂片は更に分裂する。
花の名前は静岡県西部=遠州地方に多い事に由来、白熊の名は「紅葉白熊(モミジハグマ)」参照。 | |