「踊子草」    シソ科オドリコソウ属
「オドリコソウ」     岐阜県揖斐川町 谷汲にて (2007.4.6)
山の際に咲いている 「トウゴクサバノオ」を撮りに行った時に、 途中の道沿いに咲いていた。

群落だったが道は土盛り状で高く花の位置が低く、上からの写真で花の様子が撮れて無い、
花は笠を被った踊り子が並んだ姿に似るとされるが、そのような写真とならなくて残念。

日が射していたので色飛びを懸念し、自分の影に入れて撮ったら暗い写真となって失敗した。

沖縄を除く日本全国の道端や野山の草叢に自生、4〜6月白又は淡紅色の唇形花を付ける。

本種は良く群落を作り、花は長さ2〜4cm茎上部の葉脇に輪生状に数個を数段付け、上唇
は平たい兜形で上部は丸く縁に長い白毛が密生し、下唇は3裂し側裂片は小さく刺状をし、
大きい中央裂片は前に突き出て先が2裂し裂片に白毛と腺毛。

茎は枝分かれせず高さ30〜60cmとなり、葉は対生し卵形三角状~広卵形で上部は卵形
をし先が尖り基部心形で縁は粗い鋸歯状。

花の名前は花の形が櫓の上で傘を被った踊り子が、並んで踊っている姿を思わせ「踊子草」。
*シソ科オドリコソウ属   ・ヒメオドリコソウ


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