136 | (てんぱくさん) 777m |
H18年6月24日 11時30分〜13時 岐阜県 恵那市岩村町 晴れ時々曇り |
”石像が次から次に 迎えてくれるが 山登りの対象か?” | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
前日の天気予報は良く無かったので、山に登ら無いとしていた。
何時も思うが天気予報は当たら無い、難しいのだと思う。 今から遠くには行け無いので、 林の中の日陰の道でしかも簡単そうな岩村の「天瀑山」に行ってみよう。 10時15分家を出て、 19号瑞浪~20号に右折し33号を山岡に向かった。 花白を過ぎ暫く走ると右側に天瀑山の案内が有り右折し道なりに進む、 分岐に来て天瀑山指標を見ながら左に曲がる。 民家が無くなると直ぐ成田山の案内により、右に上がると溜池に着いた、ここは広く数台は駐車出来そうだ、「お祓いの車は本殿前まで車で」と案内が有る。 「ぎふ・水と緑の環境百選」天瀑山遊園地と看板が立つが、 一般の公園に有る遊具は見当たら無い。
11時30分歩き始めた時、 一人の女性が戻り「天瀑山はここから登るのですか?」と聞かれる。 「今から登ろうと思っています」と言うと、 登られ無いで「有難う御座いました」と言って帰られた。
登山口の下見に来た様子、 先の三叉路となっている橋に向かうと袂に「額紫陽花」が咲いている。 三叉路橋を右に入ると広場となり、左に幟の立つ階段が見えるが山への案内は無く、階段の左に道が有るのが気になるが階段を登って行くと、急なのでもう暑くなってきた。 登り切ると社殿が有るが、 扉が閉められているので何が祀られているのか分から無い。
左に回り込むと背後にしっかりした道が続いて入る、樹間に滝が落ちているが暗くて良く見え無かった、滝の大きな音を聞きながら直ぐ分岐となると、「佐藤一斎誌碑」の指標の矢印が右を向いている。 左は屋根がブルーシートで覆われた小さな社が有り、 行ってみると「奥の院」となっていた。
戻り右の山に入る、 汗びっしょりになりジグザグに急な斜面を行くと大きな蛾が何頭も飛び立つ。
上部に丸い大岩が見えると、 右山で松や杉林の中をなだらかに進む様になった。 石像が鎮座されていると分岐に来た、 道の広さはどちらも同じ位なのでコブに上がりそうな右に入る。
左に回り込み少し行くと石像が有る、その先コブの上に大石が有りやはり石像が奉られていて、コブに登ってみたが眺望は全く得られない、降ると手前で見た分岐の左の道に出会うのでここは回廊。 鞍部に緩やかに降ると、左側石の上に山の形をした石が奉られている、御岳教と書かれていて、あちらこちらで見掛ける御岳教と同じ形式の物だ。
登りに掛かり少しで大岩に来て左の大きなスペースに入ると、 並ぶ右の大石に文字が彫られている。 薄いし文字も昔の書体で読めないが最後に「一斎」の文字が有り、 これが佐藤一斎誌碑の様で、その上にも大岩が有り何かが奉られていた。
道は変わらずしっかり着いているが、やはり案内指標は全く無い。
石像がこの山に幾つ有るのだろうと思う位出てきて、 全て表情の優しいお顔となっていた。
太い赤松の木が多くなってきた所を過ぎ、少し急な登りとなり左山となる。 真っ直ぐと左に尾根に上がる分岐に来ると、 真っ直ぐ方向の先にコブが有る様だ。
然し左上に何か有る様な感じなので、 上がると石積みの上に祠が3基並んでいる広場に着く。 左に倒れかけた白い木柱と、何故か新しい四等三角点「天瀑山(てんばくさん)」が有り山頂だ。 (山名の読み「てんぱくさん」とされるが、点の記は「てんばくさん」と「ぱ(PA)」で無く「ば(BA)」と記載されている)
12時05分だが林の中の暗い山頂で昼食を食べる気がしない、 下山してからにしよう。 地形図「天瀑山」の印字は三角点より南だ、 何か有るかと尾根を南に進むと道は同じ様に付いている。
少し行くと左側開け遠くの山が見え、 霞んで正面微かに恵那山だと思う山が見えた。 その先コブ迄行ってみたが眺望も無いし特に何も無い、 先は急降下なので戻る。 山頂部に戻ると右に道が見られて入ると、 山頂のコブを巻いて手前の道に合流した。 帰りは何も無いので地形図とにらめっこしながら歩いたが、 この地形は図と現在居る所を正確に示すのは難しい。 13時車に戻り外は暑く車の中でエアコンを入れ昼食を取り、 恵那の街を通り飯地の秋葉山に向かった。 車で降り始めて直ぐ道端にウツボクサの群落が有ったので、 下りて写真を撮る。 時間が有れば秋葉山に登る積りだったが、 途中時間が掛り飯地で迷い登山口に15時30分になった。
暑いし今日は眺望も期待出来ないのでさっさと諦め、418号を走り八百津経由で帰る、途中潮見辺りにササユリが咲いていたので写真に納めた。 山は殆ど植林帯で眺望は無く又花も少ないと思われる。 石像に興味が有れば良いが、山歩きの対象としては外した方が良さそうだ。
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確認出来た山: 無し 出会った花: ・ヤマアジサイ ・コアジサイ ・ウツボクサ・ ササユリ |