336 | (いわすやま) 481m 「往路:東山量水堰ルート 復路:東海自然歩道」 |
H23年2月10日 9時15分〜13時20分 愛知県瀬戸市 晴れ時々曇り |
”東山量水堰経由は 周回コースが組め 変化に富み面白い” | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
岩巣山は10年前に東海自然歩道のピストンで登っていて、
土留め階段は有るが自然林が多くて好印象だ。
地形図は元岩巣から南に尾根が鳥原川迄続き、 この尾根に道が有りそう? その尾根末端迄岩屋堂から鳥原川沿いに破線が続き歩けそう、 先は南へ実線が林道が続く。 このルートで元岩巣経由山頂に行き、 東海自然歩道で戻れば変化ある周回コースが組める。 元岩巣への尾根が地形図は顕著で無く、 一抹の不安を抱き248号を南下岩屋堂に向った。 岩屋堂は昨秋に紅葉を見に来た、 岩屋堂の案内が有る品野町6の信号を左折する。 22号を街中を抜けた所を岩屋堂の案内を見て、 22号と分かれ左に入ると後は自然に園地に着いた。 右手鳥原川の向こうに無料と書かれた看板が有り、 橋を渡り地道の広い駐車場に止める。
寒い日で1台しか車が無く人影は無い、 9時15分駐車場から左岸に遊歩道が続くが橋を渡り車道を進む。 少しで右手トイレやプールに来ると、 左に岩屋堂への道が上がっていて前に来た時はここを上がった。
今日は真直ぐ進むと旅館や園地が続き、 その先車止めポールが立ち車道は河鹿橋を渡り右に続いている。
直進は遊歩道で「岩巣山展望台」指標の分岐に来た、 この道は未だ歩いて無いので帰りに下ってみよう。 変わらず川沿いに遊歩道は続き「瀬戸大滝」に来たが、 水はちょろちょろとしか落ちていない。
昨秋は結構水量が有った、 道なりに右に上がると車道と合流し奥の大きな堰堤へ向う。
幅広い階段が作られていて堰堤の上に上がり、 湖を見ながらガードパイプの付いた沢沿いの山道を進む。
一部崩れた箇所も有ったが危険と言う程では無く、 水が澄んできた渓流沿いを緩やかに登って行く。
大岩が出てきたり深い淵が有ったり、 叉手作りの様な橋が架かり変化の有るなかなか良い感じの道だ。
谷が広くなってきたと思っていると小屋が見えてきて、 トラロープが張られている。 「この先東京大学の私有地(愛知演習林)許可なく立ち入りはご遠慮下さい」の 看板が立てられていた。
谷を見ると沢の合流点で目指す元岩巣への尾根末端だと思う、 左の急斜面に踏み跡が見られ立入り禁止の看板に有る地図もここから元岩巣へ ブルーの線が書かれ、東大演習林の境界の様子。 境界なら歩いても良さそうで、 登山口の案内やテープ等は無いがトラロープ手前の急斜面を左に登って行く。
一登りで尾根に上がると割と明瞭な道が続き、 水と彫られた石柱や長いピンクテープが木に巻いて有った。 時々石柱を見ながら尾根道をアップダウンし進む、 下ると登山口に有った東大演習林の看板が立っている。
看板は進行方向で無く右手に立ち右に入ら無いの案内だ、 やはりこの尾根は通って良さそうで入ると、 アップダウンが続く尾根道は笹が出て来るが道は見えて全く邪魔になら無い、 只眺望は殆ど得られず。
錆びた鉄の架台を見てその先元岩巣にもう近いと思っていると、 叉東大演習林の看板が立っている。 尾根の右手に立っているのだが看板はこちらに向いて、 この先の尾根は駄目なのだろうか?看板の向きが動いたのかもしれない、 もう少しで元岩巣に着けそうでそのまま尾根を進んだ。
大岩の横を通り砂礫状の滑り易い道になると、 コブ手前に裏を向いた東大演習林の看板が立っている。 元岩巣に来た人にコブから南には入るなと言う事なのか? 10時45分眺望が得られる元岩巣に着いた。
ぐるり眺望は利くが今日は雲が多く駄目だ、 御嶽山が見えているが松が成長して邪魔になってきている。
一番高い所に三角点で無い石柱が見られるが字が読めない、 何の印なのだろうか? 緩やかに降りベンチを見て東海自然歩道に合流、 右に進み分岐に来ると東大演習林の看板が立っている。
演習林看板の左手コブが地形図499mPで送電鉄塔が有り、 鉄塔巡視路を入ったが眺望は得られず、東海自然歩道の案内定光寺方面に進むと直ぐ、 「岩屋堂ー白岩」の案内が立ち自然歩道と分かれ左に入った。
砂礫状の滑り易い道を降る、 眺望は広がっているが見えているのは元岩巣と同じ方面なので通過。 明瞭な道を最後右から巻いて少し登ると、 11時10分小さなスペースの「岩巣山」山頂に着いた。
10年前無かった山名板が立つが他は変わらず、 三等三角点「上品野」が有るだけで眺望は得られ無い。
直ぐ先右手に岩が有り立つも御嶽山は良く見えない、 前回見えた記憶で木の成長で駄目になったか? 緩やかに降り送電鉄塔に来たが、 ここは眺望が得られず前と同じで直ぐ戻る。 山頂との中間辺り右に入る所が有り、 山頂南と同じ眺望が広がり昼食とした。 今日は止っていると寒い気温で、 南面で日差しが有り風が来ない所が良い。 12時10分下山開始し山頂を素通りし元岩巣分岐に戻り、 土留め階段が続く下山道を行くが結構長い。 なだらかになると前回も良いと思った自然林の漫歩が続く、 今日は誰にも会って無くて静かな山歩きだ。
ベンチと喫煙用の土管が設置された休憩所を通過した、 その先前回おかしいと思った指標が未だ立っている。 「岩巣山0.5km15分ー市道2.4kM1:00分」と案内、 岩巣山=展望台で市道=白岩だと思うがそのままだ。
只し手書きの案内「←展望台 元岩巣→」が下に架けて有った、その先指標に来て 左の「瀬戸大滝」に入る、この新しい指標は「市道」で無く「白岩の里」。
入ると直ぐ急降下が始り天然石の階段が延々と続く、 途中大岩も見られるが嫌になってくる程階段は長い。 沢を渡るとやっと緩やかになり、 少しで道路が見えてきて朝歩いた遊歩道に出る。
川沿いに降って13時20分車に戻った。 近くの 「セリバオウレン」は咲いている時期で 行ってみたが、新しい青竹で入山禁止とされ入らず帰る。 行きの鳥原川は砂礫地の為か透き通っていて美しい、 流れは少ないのが惜しいが川沿いの道はお勧め、只東大演習林の看板が気になるが、 境界尾根を進むので歩いても良いのではと思うのだが? このルートは変化の有る周回となり面白い、 帰路瀬戸大滝に降ったが真直ぐ展望台経由岩屋堂へが良い。 ⇒「昨年秋の瀬戸大滝」 ⇒「昨年秋の岩屋堂の紅葉」
出会った花: 無し
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