285
金華山
(きんかざん)
329m
「馬の背道〜山頂〜鼻高道〜
大参道〜唐釜道〜七曲道
〜山頂〜瞑想の小道」
H21年4月19日
10時10分〜15時20分
岐阜県 岐阜市
晴れ
”8の字周回は
 変化が有り
  面白い”
 長良川近くで夜集まりが有るので、 折角だから金華山に登ってから出席する事にした。

 岐阜公園からは子供の時登ったが、殆ど他の場所から入って 公園からの記憶は余り残って無い、厳しいとされる「馬の背登山道」と、  眺望が得られる「瞑想の小道」も記憶が曖昧で往復に使おう。

広い長良川河川敷駐車場
 それに「大参道ハイキングコース」と「唐釜ハイキングコース」は、 未踏なので組み入れて8の字で周回する事にした。

 「馬の背コース」〜山頂〜「鼻高コース」〜「大参道コース」〜「東坂コース」 〜「唐釜コース」〜「七曲りコース」〜山頂〜「瞑想の小道コース」とする。

 長良橋手前で左に入り長良川に突き当たり、 鵜飼観覧船事務所に来て河岸を右折し進む。

 護国神社の入口迄来ると左へ長良川の河原に入る道が作られ、 広い無料駐車場が有るが結構駐車され、 丁度入口近くが1台分開いていたので止める事が出来た。

 護国神社もと鳥居を潜り右折し本殿に参道を歩き、 本殿では御祓いを受ける人が見られ、 左側に石の庭園を見て本殿の裏に回り込んで奥に行き、 用水路に出て左に道なりに進む。

 園地の左側を行くと金華山トンネルの際を登る道が有り、 階段を登って岐阜公園の一角に入る。
大きな「瞑想のこみち」の看板を見て進む 右に公園から登って来た道が合流

 「瞑想のこみち」の大きな看板を見て、遊歩道の階段を登って行く。

 右から公園内の道が合流し、 「瞑想のこみち起点」と書かれた看板の左側階段を入った。
「瞑想の小径」起点と書かれた指標 自然林の中幅広い道を行く

 幅広くなった遊歩道をジグザグに登るが、 この山は殆ど自然林なので新緑が楽しめる。

 叉も分岐に来ると、「ロープウエーのりば」「めい想の小径・馬の背登山道」 の看板が立ち、公園は遊歩道が何本も作られ返って道が分かり難い。
三重塔・ロープウエイ案内 ちびっ子が登っている

 左に進むと子供連れの家族が登っている、 余りにちびっ子でお聞きすると3歳と7歳との事登られる?

 烏帽子岩が見えてきた、広場で「伊奈波神社旧跡」とされ元は神社が有った。
伊奈波神社旧跡の烏帽子岩 右鋭角に馬の背コースへ進む

 ここが瞑想の小径と馬の背登山道の分岐で、 「馬の背登山道」の指標を見て鋭角に右の尾根に進む。

 暫く普通の尾根道を登って行くと、その先急な岩登りに変わる。
尾根を登る 岩場は急だが足場は確か

 足場はきちんと付くが子供は避けた方が良いと思っていると、 背後からちびっ子が来て四つん這いでどんどん登り、 あっという間に岩場を上がり切った。

 ヒトツバ(単葉の葉を持つシダ植物)の群落が見有り、 随所に登山道以外に入ら無いの注意や虎ロープが有る。
この山に多い「ヒトツバ」 虎ロープで登山道を外れ無い様指示

 急登が続きペースが悪く何度も休み水を飲んで登ると、 人のざわめきが聞こえ始め階段が見えて来た。
山頂部遊歩道に出る手前の階段 山頂部に出た所を振返り撮る

 登り切ると一挙に人がごった返す山頂部に出た、 右に気象台の建物が有り左に岐阜城が見えている。
岐阜城

 ベンチが設置され叉も座って休むが、 人が多く落ちつか無いので少しで気象台に向かった。

 直ぐの正面入口は柵が有り下に回り込んで、 刀利天狗(とうりてんぐ)から登り敷地内に入って行く、 ここは味気無い気象台の建物が見えるだけだが、 少しは静かで食事されている人が居る。
気象台の裏口直ぐに有る三角点 二等三角点「金花山」

 気象台の裏口の際に、二等三角点「金花山(きんかさん)」が かなり埋まって有った。
  (点の記では「きんかざん」で無く、山=さんと濁らず「きんかさん」 となっている)

 戻りお城方面に人垣に混じり進むと、 余りに混雑していて城の先資料館方面の直ぐから左に曲がる。
御岳神社と左の白い建物が無線電話中継局 「瞑想の小径」と「鼻高コース」分岐

丸太階段
 金華山御岳神社の横を通り、無線電話中継局の際を進んで行く。

 狭い岩場を急降下して瞑想の小径と分かれ、 指標の立つ右の鼻高コースに入った。

 人は少なく山歩きらしくなり良い、 この道は7年前に歩いているので覚えている。

 暫く緩やかだがその後丸太の階段を降ったりしながら進むと、 時々左の長良川・百々ヶ峰方面が開けていた。

 一番眺望が広がっている危険と書かれた岩場の所で昼食とした、 確かに切れ落ちているので崖の方に寄らない方が良い。

 百々ヶ峰は新緑が始まって綺麗だが、 霞んでいるので写真には上手く出るのか?

 背後の登山道で時々登山者が降って行ったり登って来たりしている、 食べ終えて東に進んで行く。
百々ヶ峰から右端は長良川
緑色の百々ヶ峰・・(左のピークは西峰で右が山頂)

 標高点211m先を降り分岐に来た、 指標が立ち「大参道コース」は「岩戸公園方面」となっていた。
大参道分岐に着いた 立派な指標が立ち、岩戸方面に進む

 右に曲がり右山で非常に良い道を揺るやかに降って行くと、 なかなか良い雰囲気が続いている。
大参道コースは良い雰囲気の道

 同じ様な道が続き「金華山国有林・大参道コース」標柱を見て、 左に道を見送り分岐に着いた。
左「金華山国有林・大参道コース」の標柱 達目洞と岩戸方面分岐、岩戸方面に向う

 指標には来た方向「鼻高方面」左「達目洞方面」、真っ直ぐが「岩戸公園方面」 と有り直進すると、少しで丸太階段の登りになったが以前は自然な道の記憶だが?
前には無かったと思う階段 丸太ベンチの有る峠の分岐は右の東坂コースへ

 峠に来ると丸太ベンチが有り休憩すると目の前を何人もの人が行き交っている。

 右に東坂コースを登って行く、少しで指標の立つ分岐に来て左の唐釜コースに入った。
唐釜コース分岐の指標 途中で谷を渡る橋

 この道も緩やかな雰囲気の良い道が続き、 沢を橋で渡って回り込み少しで七曲りコースに出る。
唐釜コースも良い道

 ベンチが有り大勢の人が休んでいた、 メイン登山道なので降りて来る人や、これから登る人も多い。
七曲がりコースは階段が続く 七曲りコースの階段を避ける道

 右に登って行くがずっとセメントで固めた階段が続き、 急では無いが歩きたく無い道が続く。

 横に階段を避け登る道が付いていてそちらを進むと、 階段は僅かしか歩かなくても登って行けた。
「城へ四丁」と刻まれた石柱 冠木門=屋根の無い門

 「城へ四丁」の石柱辺りから階段の道しか無く、 暫くで冠木門(かぶきもん)に来て岐阜城に戻る。
お城手前から見える長良川と城ヶ峰

 城の前を通って同じ道で瞑想の小道に降り、 右に鼻高コースを見送り急降下して行く。

 暫く降ると開けた展望所に来たが、 霞んで百々ヶ峰や眉山・如来ヶ岳・城ヶ峰しか確認出来無い。
お城から瞑想の小径へ急降下して行く 瞑想の小径の展望所

 晴れていれば方向から北アルプスも楽しめそうだが!

 急で岩がごつごつした所が多く出て来てのんびり歩け無い、 「瞑想の小径」の名前と似つか無い道。
瞑想の小径らしくなる 岐阜公園の新緑と滝

 かなり降ると左山の深い森の様相になり、 瞑想の小径らしいと思う間も無く烏帽子岩に戻った。

 馬ノ背コースから降りて来る人を見ながら休まず降り、 途中からロープウエー方面に入る。
岐阜公園の新緑と三重塔

 公園内の滝や真っ赤な三重塔辺りの新緑を楽しみ、 公園を出て懐かしいロボット水門(子供の頃勝手に付けた名前)を見て戻った。
ロボット水門
金華山と岐阜城

 指標も多く叉指定ルート以外歩か無いよう、ロープや注意書きが頻繁に見られ 自然観は少ない、叉休日はロープウエイで登って来る人も多く、山頂部は混雑が 激しく騒がしい。

 自然と静かさを求めての山歩きとしては向かない山だが、 今回の周回は変化が有り面白い、七曲りコースは登山道が良く無く、 東坂コースで山頂に戻るのが8の字周回のベタールートだと思う。

 「別ルート及び関連ルートの記録」
  H14年 1月19日  達目洞登山口〜大釜登山道〜鼻高登山道〜金華山〜東坂登山道〜達目登山道〜達目洞
  H19年 1月23日 達目洞登山口〜 大釜登山道〜西山〜日野〜船伏山〜不動閣〜西山〜西山西下山道〜達目洞



クリックしますと元のサイズで表示します
本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
書き込みの赤破線は 正確では有りません(地図をクリックしますと元のサイズで表示します)
  出会った花:  無し


TOP 山行一覧 山歩き12