「乙女渓谷の滝と岩」
「ねじれ滝」
「和合の滝」
「烏帽子岩」
「天狗岩」
「雄滝」
「子滝」(道の手前より)
「子滝」(通過後振り返り)
「孫滝」
岐阜県中津川市加子母 乙女渓谷にて (2006.10.31)
小秀山登山口でも有る二の谷は澄んだ水が流れる渓谷美が楽しめ、滝も見られ「裏木曽県立公園」となって、
地元の木で作られた幅広い遊歩道が整備され、誰もが安全に新緑・紅葉・滝等の散策が楽しめお勧めの場所。

立派な管理棟横から入ると直ぐ橋が有り、左から三の谷右奥から二の谷が流れ込む合流点で周辺はキャンプ
場で、流れに沿い進むと初めに「碧水湖(へきすいこ)」の案内が立ち小規模だがグリーンの淵が見られる。

擦れ違いも困らない幅広い遊歩道が続き、小さな滑滝の渓流瀑「乙女淵」が見られその先少しずつ登りが厳しく
なり階段が多く見られ、深い谷間と変わり歩道が平坦になると落差18m直瀑の「ねじれ滝」が見えて来て
上部が滝の名前の通りかなり捻じれているのが面白い。

少しで落差7m直瀑の和合の滝が見え、上部2本の流れが下部は1本になり和合と付き、右側太く「夫」で直瀑
に見えるが真ん中で段が有るようにも見え、左の「婦」は2~3段の段瀑だ。

その先急な階段をアップダウンし進むと「夫婦滝(めおとだき)」の「男滝」が見え、落差80mで細かい段数
が多いが垂直に近く直瀑とされ、落差100mと言う「女滝」は大岸壁を大分手前からの遠望で、暫く雨が降
っていない為か細い流れで写真とならなかったが、やはり直瀑とされている。

左に小秀山へ道が続き、「登山者の方へ軽装で登れません」の注意看板から入ると一挙に登山道らしくなった。

狭い急登少しで雄滝の上流部に来ると滝が落ち、落差4~5m程の直瀑「子滝」に来て、歩行用丸太の梯子が
設置され滝の直ぐ前の流れを通過。

直ぐ先Uターン気味に左に進むと、登山道脇に「孫滝・最終水場」の張り紙がされ、右手奥の方に落差8m程
の上部二つに分かれて夫婦滝と呼べる「孫滝」が見られた、明瞭な段は見られず直瀑で良さそうだが?

「乙女渓谷」の名前の由来は、一帯が木曽桧の美林で尾張藩が定めた伐採禁止の「御留山」に由来とされる。

   注:「子滝・孫滝」は2006年6月2日 「小秀山」登山時に撮影。

TOP 美しい日本