この山は9年前の夏に登って、背丈の有るブナ等の自然林が広がり新緑・紅葉が楽しめると思っていたが、 なかなか行く機会が無く随分年月が経った、1998年に岐阜県の県立自然公園に指定され当時の自然が 残っていて新緑を楽しめそうで行ってみる事にした。 大きな駐車場から少し入った湿原はミズバショウやリュウキンカが今が盛りと咲き、その先カツラ門を過ぎ るとニリンソウの群落が有り、他にキヌガサソウ・コシジオウレン・サンカヨウ等が咲いている。 その先奥まって少し分かり難い場所の山間に広がる水芭蕉群落地に寄ると、立金花の黄色と水芭蕉の白色 が混在し丁度光が指し込み美しい空間を作っていて、大勢が三脚を立てこの光景を写真に撮る為に居た。 そこから「ブナ探勝路」に登って行くと背丈の有る太いブナ林と、山頂で近くの山々の美しい新緑を楽しむ。 山歩き記録⇒ 「籾糠山」 |