「三河松虫草」   マツムシソウ科マツムシソウ属
「ミカワマツムシソウ」    愛知県新城市 比丘尼城址にて (2010.10.18)
ここ「比丘尼城址(びくにじょうあと)」は曲輪や土塁状の高まり堀跡等良好な 状態で残存し知られ、
又変わった野草が見られて変種とされる本種もその一つ。

特長は舌状花が無いか少数で、1枚目の写真は舌状花も少ないが頭状花も少なく、 2枚目の写真は
舌状花が少なく頭状花が多くて、坊主のような様子をしミカワマツムシソウの花の 特徴が出ていた。

愛知県・岐阜県・三重県及び静岡県西部の蛇紋岩地に自生し、8〜10月頃淡青紫色 の花を付ける。

茎の高さ60~90cm花は茎の頂部に1個付け、母種松虫草は大きさ3〜5cmの 小花60~100
個の舌状花多数で、本種大きさ1〜2cmと小さく小花15個~30個で舌状花が無いか数個付ける。

上の写真と下の写真は少し場所は離れ環境が違う為か、舌状花の状態が全く違う花が咲いていた。
*マツムシソウ科マツムシソウ属    マツムシソウ


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