「肥後菫」     スミレ科スミレ属
「ヒゴスミレ」   岐阜県可児市 我が家の庭にて (2012.4.16)
以前の場所と違って庭の中央部も咲いていて、あちらこちらに広がっている、
花の似る 「エイザンスミレ」は、葉が基本的に三裂で細かい感じとはなら無い。
「ヒゴスミレ」     岐阜県可児市 我が家の庭にて (2006.4.12)
暖かくなり庭の雑草も多くなってきたので、草取りをしていると木の下の陰にスミレの花が咲いている、
葉に特長が有り5裂しさらに細裂しているのでヒゴスミレだが、小鳥が運んできたのか自然に生えた。

本州・四国・九州の日当たりの良い山地や丘陵に自生、地中から伸びた花茎の先に花を一個付ける。

花は3~5月に咲き白色で希に淡紅色の大きさ1.5〜2cm、花弁は上に2枚下に3枚で中央(唇弁)
基部に紫色の筋が入り、距は長さ4~6mm。

茎の高さ6〜10cmとなり、葉は長さ2〜6cmで3全裂し側裂片が更に全裂、小葉は更に切れ込み
裂片は細い。

花の名前は肥後国(現:熊本県)からきていると思われ、最初に確認記載された場所から付いた様だ。

少し似る 「エイザンスミレ」は葉が3裂で本種は5裂。


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