「駒 繋」    マメ科コマツナギ属
「コマツナギ」     岐阜県美濃加茂市 山之上富士にて(2006.9.17)
「みのかも健康の森」に駐車し道路を隔てた富士山へ登る為、一旦車道に下り浅間神社参道に行く、
林道を歩いていると山側に多く咲き、色飛びしてしまったが花は小さいが容姿は整っていて美しい。

本州及び四国・九州の野原に自生の落葉小低木で、7〜8月頃淡紅紫色の蝶形花を総状に付ける。

花は長さ4~5mm程の小花を密に付け、葉脇から4~10cmの総状花序を直立か斜め上に出し、
下から順に咲き上がって行く細長い円錐状。

茎は斜上し木の高さ50〜90cm伏毛が疎らに有り葉は奇数羽状複葉を互生、小葉は7〜13個
付き、長さ8〜20mm長楕円形~倒卵形の全縁で、先は円形をし細い微凸起が付き基部も円形で
極く短い柄が有り両面に伏毛。

木の名前は根や茎をひっぱても抜け無い位強く、馬を繋いで置いても大丈夫と思い駒繋ぎと付いた、
他に本種が馬の好物で手綱を縛らなくても逃げないの説も有るが、正しいかは不明。

     山歩き記録 ⇒富士山(山之上富士)


TOP 花TOP