「九輪草」   サクラ科サクラソウ属
赤の 「クリンソウ」 ピンクの 「クリンソウ」
白い 「クリンソウ」 淡いピンクの 「クリンソウ」
「クリンソウ」    岐阜県御嵩町にて (2007.5.9)
個人の持ち山で斜面に色々な花を植えられ、クリンソウは谷の水が多い所に咲いていた、
開放され誰でも自由に入れるので有り難い、只道を外れて歩か無い等マナーを守りたい。
「クリンソウ」   長野県富士見町 入笠湿原にて (2005.6.22)
マナスル山荘下に駐車し降って行くと、山彦山荘が見え右下に入笠湿原が広がっている。

広い湿原に下りるとスズランの甘い香りが広がる中、下りて直ぐクリンソウが群落を造り、
この濃赤色が本来の自然種の色だと思うが、撮影場所は園地と言った方が良い所だが?

       山歩き記録 ⇒入笠山
「クリンソウ」    岐阜県下呂市 濁河温泉にて (2004.6.13)
濁河温泉に泊まり温泉を満喫、翌朝亜高山帯原生林「遊歩道百選」に選定された探勝路の散策に出る、
御嶽山小坂口登山口方面に歩いて行くと道端に咲いていて、未だ前日の雨による雫が一杯付いていた。

北海道及び本州・四国の山地の湿けた所に自生の多年草で、4〜6月花茎の先に紅紫色の花を付ける。

花は高さ40~80cmの直立した花茎に、花柄1.5cm程の先に直径2〜2、5cmを輪生状に
2〜数段付け、花弁は5裂の基部繋がった合弁花で横に平らに開き、花弁の先が浅く割れてハート型
をし萼片緑色で雄蕊5個の雌蕊1個、花が下から順に咲くに連れ花茎が高く伸びて下は実となる。

葉はへら形の根生で長さ15〜40cmが放射状に多数付き、縁は浅く切れ込み基部しばしば赤味を
帯び、日本に生息のサクラソウ科の中で最も大型。

花の名前は花が段咲きする姿が仏塔の屋根の最上部に付ける「九輪」に見立て、「九輪草」と付いた。


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