「大葉の四葉葎」   アカネ科ヤエムグラ属
「オオバノヨツバムグラ」   秋田県仙北市 秋田駒ヶ岳にて  (20010.7.13)
北海道及び本州・四国の山地~亜高山帯の林下に自生、6〜8月黄白色の小花を疎らに付ける。

花は茎先や葉脇から2~3本の花穂を出し、集散花序に付け大きさ2.5〜3mm先が鋭く尖った
4裂の杯状合弁花で平開し、雄蕊4個の花柱が1個。

茎は高さ15〜30cm無毛、葉は無柄で長さ3〜4cmの楕円形~長楕円形で3脈有り4枚輪生、
葉の縁と表面脈上に剛毛が有る。

花の名前は四葉で他のムグラに比べ葉が大きく「大葉の四葉」とし、葎=藪状態になる草の意味で
「大葉の四葉葎(おおばのよつばむぐら)」と付く。

ヨツバムグラに比べ三本の葉脈が目立ち大きく、中部以北に咲くエゾノヨツバムグラは葉が丸くて
葉脈が不明瞭。

         山歩き記録 ⇒秋田駒ヶ岳


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