「オオツリバナ」
岐阜県本巣市 雷倉にて (2008.5.13)
北海道及び本州中部地方以北の深山に自生の落葉低木で、5〜6月淡緑白色の花を付ける。
花は葉脇から7〜15cmの長い柄を出し、下垂の集散花序の総花柄4〜8cmの先、花柄3〜
10mmに直径約8mmの5弁化を3〜20個吊り下げ、花弁状の蕚片が5個だが4個等時に
変異有り。
葉は対生し葉柄3〜10mmの先に長さ7〜13cmの倒卵形〜楕円形で、先は尾状に尖り基部
円形〜広楔形の縁に細鋸歯が付く。
木の名前は花の咲く様子が吊った状態で「吊花」、大は下に比較の通り(前者本種後者ツリバナ)
ツリバナより本種が大きくて「大」が付き、「大吊花(オオツリバナ)」と付いた。
(花=直径8mm・6〜7mm、葉=長さ7〜13cm倒卵形又は楕円形
・3〜10cm
卵形又は倒卵形、樹高=4〜6m・約4m)
尚花の色でも見分けられ、本種は淡緑白色でツリバナは赤味を帯びた紫系が入るとされている。
他に花弁が4個の「広葉吊花(ヒロハツリバナ)」も有るとされるが、未だ会えて無い。
山歩き記録⇒雷倉
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