「大葉酢の木」   ツツジ科スノキ属
「オオバスノキ」     福井県勝山市 赤兎山にて  (2006.6.29)
赤兎山山頂を踏み避難小屋方面に降ると、登山道脇にニッコウキスゲ・ウラジロヨウラクが咲き、
その中に濃い赤の小花が付く木が見られるが名前を知らず、勝山市教育委員会様に教えて頂く。

北海道と本州中部地方以北の深山に自生の落葉低木で、4〜6月帯紅色の花を下向きに付ける。

花は前年の枝先から花序を伸ばし柄3〜6mmの先に1〜3個付け、釣鐘形長さ6〜7mmで
先は浅く5裂し反転し萼筒は滑らか、花の色は変化有り①紅色を帯びた緑色 ②紅色を帯びた
黄緑色③その他色々有り、写真は「濃赤紫色」と言うのか?

木の高さ0,5〜1mとなり良く枝分かれし、葉は短い柄が有り長さ4〜9cmと大きく、長楕
円形〜卵形で表面脈上に毛が有り縁に細鋸歯が見られる。

木の名前は葉に酸味が有り噛むと酸っぱく、大きな葉を付け「大葉酢の木(おおばすのき)」。

        山歩き記録 ⇒赤兎山


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