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八曾山 (黒平山)
 (はっそうざん) (くろひらやま)
327m
「もみの木駐車場起点」
H14年3月2日
10時25分〜14時30分
愛知県犬山市
曇り時々晴れ
”近くの山も
 変化有り
 面白い山”
 9時30分家を出て多治見インターで中央道に入り、 小牧東インターで下り入鹿池に向かう。

 入鹿池を左に見て犬山方面に進むと、 直ぐ右側に「八曾キャンプ場」の看板が有った。

もみの木駐車場
 五条川沿いに舗装された道を入って行くと、 釣りの人の車なのか多数が止まっている。

 奥に進むと途中駐車禁止の看板が多く立ち、 右側林に大駐車場が有り管理棟が建っていた。

 「もみの木駐車場・有料500円」と有るが、 冬のせいか管理している人はいない。

 30台以上は駐車出来そうな中に、車は6〜7台止まっているだけだ。

 駐車場向かいに「巌頭洞(がんとうがま)コース」看板、 右にカラーの新しい案内板が有る。

 キャンプ場から八曾山〜巌頭洞渓谷の、週回コースを歩く事にした。

 10時25分管理棟の先、 ゲートで車は進入禁止となっている林道に入って行く。

 右側に五条川の流れを見ながら平坦な東海自然歩道を進むと、 地道だが車が通れる良い道だ。
右に川を見ながら林道を行く 八曾キャンプ場

 山は自然林だが林道沿いは杉・檜が植林され、早速花粉症のくしゃみと鼻水が出てくる、川の流れは変化無く飽きてきた頃、川向こうに古びたバンガローが見えて「八曾キャンプ場」に着いた。

 自然歩道の車道は五条川沿いに続いているが、 管理棟の横を左折し小さな流れに沿って山に入って行く。
林道と別れて川沿いに進む 突き当り橋を渡る

 角には左方向「八曾滝」「八曾黒平山」、 右方向「八曾キャンプ場」の案内が立っていた。

八曾滝
 林道を少し入ると右に「八曾滝・黒平山」の指標を見て、 林道と分かれ川沿いに進む。

 分岐に来ると右の尾根を登る道は「八曾黒平山」、 左の沢沿いは「八曾滝」となっている。

 丁度滝方面から男性が下りてみえたでお聞きする、 「滝経由で八曾山に行けます」との事で滝方面に入った。

 沢沿いに水音を聞きながら遊歩道の幅広い道が続く、 この辺りから深い自然林となり気持ちが良い。

 少し進むと突き当たる感じで分岐に来た、 左はヘリポート方面で右に橋を渡ると少しで「八曾滝」に着いた。

 岩を伝って落ちている滝はなかなか立派で、 周囲の雰囲気も良い場所となっている。

 ここから右後ろに急な登りで山登りらしくなり、 少しで尾根に上がると指標が立ち滝経由で無い尾根道と合流した。

 ジグザグに急斜面を登って行くと右側が開け、 可児方面「高社山」が見えその右には「弥勒山・道樹山」。

 なだらかになり立派な石垣に来て、脇を通り右から山ノ神・一の門の道を合わせ、石像の前を通り石段を登ると祠が有り、右に上がると又も祠を見て11時55分山頂に着いた。
「黒平山頂」の山名板が立つ「八曾山」山頂 社の背後の二等三角点「黒平(くろひら)」

 八曾黒平神社の右奥に二等三角点「黒平」が有り、山名板も「黒平山」となっている、山の名前を八曾山・黒平山どちらかに統一出来無いのか!

 平らな山頂は西側が大きく開け、 入鹿池と尾張本宮山方面から右方面見えているが霞んでいる、一番右に鳩吹山迄広がっているので、澄んだ日なら色々な山の眺望が楽しめそうだ。
入鹿池の右上「本宮山」その右「尾張富士」

 昼食を取りながらゆっくりし、 12時40分「山の神・一の門」方面に下山開始する。

 直ぐ分岐に来て直進「一の門」左「山の神」の案内が立ち、左に進みウラジロがびっしりの檜林を降って、沢を渡り緩やかに登って行く道は広くここも遊歩道の感じだ、 ショウジョウバカマが一輪だけ見られた。

 山の神の案内が有る明るい林道に出た、 指標が立ち左「八曾キャンプ場」右「今井駐車場」となっている。
林道を少し上がった所の立派な「山の神」 左に先程居た山頂が見えていた

 「八曾キャンプ場」の左に進む、 山の神は右に少し行った林道の一段上に鎮座されていた。

 左に先程居た山頂を見ながら、広々とした地道の林道を進んで行く。

左は指標無しの道、右が岩見山
 マス池の分岐を過ぎると展望台の東屋が見えている、 このまま林道を進めば行けそうだ。

「巌頭洞・もみの木駐車場」指標に来た、 展望台に興味は有るが今日は霞んで右の巌頭洞に入る。

 暫くで分岐に来て右「今井」と有るが直進、 その先八曾自然休養林案内図の立つ分岐に来た。

 直進良い道が続くが案内が無く、 来た方は「車道・八曾滝」右「岩見山・もみのき駐車場」。

 直進は休養林案内図の「八曾中遊歩道」と思うが、 指標が無く今は道が崩壊叉は廃道化しているかも?

 右に進み緩やかに左へ曲がり登ると、 13時44分「岩見山・展望所」の案内が立つコブに着いた。

 右に赤い岩肌の目立つ山が望めるので、 岩見山の名はこの事から付いたのか?
赤い岩肌の山・・名前は「岩頭山」? ⇒「焼山」 岩コブから遠くになった「八曾山」

 ザレタ急な降りを過ぎ岩だけのコブに来た、 此処の方が大きく開けて遠くなった八曾山が見えている。

巌頭洞渓谷
 澄んだ時は遠くの山も望め楽しめそうだ、 急降下し土留め階段の道をどんどん降って行く。

 右に東屋を見て谷に降りた、 右「巌頭洞」左「もみの木駐車場」と案内が立っている。

 巌頭洞は巌頭洞渓谷の名前の元になった洞で5分と有る、 どんな物かと右に行ってみた。

 少しで左の少し登った所に洞が有る、 三角の暗い小さな洞で余り気持ちの良いもので無い。

 戻り川沿いに殆ど平坦な広い道を進む、 水量は少ないが雰囲気の良い遊歩道が続いている。

「乙女の滝」は滝と呼ぶ程で無く?「五段の滝」を見ながら、 14時30分駐車場に戻った。
 追記:乙女滝は案内の立つ所の小滝と思ったが、西から流れ込む支流の突き当りに有り落差5mの射爆

 この山は平野部に近い山にしては自然に浸かれるし変化が有り飽きない、新緑の頃は楽しめる山だと思う、自然感が薄らぐのでこれ以上山に手を入れないで欲しいものだ!

  ⇒別ルート「今井駐車場起点」の記録

  ⇒別の時に撮った「八曾自然休養林の滝」


本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成

 確認出来た山: ・尾張富士 ・本宮山 ・明王山 ・鳩吹山 ・高社山 ・弥勒山


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