58 | (からたにやま) (下呂御前山) (げろごぜんやま) 1,412m |
H13年11月24日
9時15分〜14時40分 岐阜県益田郡下呂町 快晴 |
”雄大な 御嶽山を 堪能” | |||||||||||||||||||
体調優れないが御嶽山の写真が撮りたくて、
簡単に登れそうな寺田小屋山に行く事にする。 7時15分家を出ると天気は快晴だ、41号を白川で右折62号に入り東白川を通り257号に出て左折し加子母を抜け、宮地で440号に右折し乗政に進む。 舗装の道を乗政温泉の先でキャンプ場を通り山の中に入って行くと、もう少しの所迄来たら工事の整理員が立ち、今日と明日は9時〜5時迄全面通行止めとの事、ここに駐車して歩いて行く様にと言われた。
白草山も約500m先の分岐から、 1km強の林道歩きで他の山にしよう。 「湯ヶ峰」が近いが御嶽山の眺望が良いかどうか分から無いので、 前に行って感動した「空谷山」にした。 下呂バイパスのレジャーランド信号を右折し、大洞の集落に向う。 一度行っている為スムースに進み、 9時50分東屋の有る登山口に着いたが駐車場が見られ無い。 前回駐車した直ぐ先のスペースは、切り出した木が積まれていた。 その奥に入って行くと両側に計3台駐車され、 ここもスペースは無い。 奥に入るも無い為登山口手前50m程の、 舗装の切れる所迄戻り止めたがここは4台程駐車可能。
作業をしている男性が居たので聞くと、 林業の作業中の為変更しているが今日は入れますとの事。 東屋を通り登山道に入ると作業用重機が有るが人は居無い、道は重機が通れる幅でこんな広い道?と思いながら進む。 少し行くと「下呂御前山登山道」と「下呂御前山旧登山道」の案内が有り見ると、新しい登山道は作業用に幅広い道がずっと続きなだらかだがかなり遠回りの様子。 旧登山道に入る、これが前回登った道で急な所も無く登り易く新しい道は不要だ。 案内だけを見れば新しい道に行ってしまう、 あれは作業道で登山道と言って欲しく無い。 檜の植林の中高度を上げて行くと、直ぐに5合目標識が出て来た。 斜面を登り切ると丸太のベンチが有り、 ここを左折する感じで曲がると尾根道と変わる。
右に少しで再び指標が有り山に入って行く。 新道からはかなり離れているようで、この舗装道を歩いて来る事になる。 山道に入り直ぐ、又も新道と旧道が分れ旧道に入った。 ベンチの有る6合目で新道と旧道が合流し、ここからは一本の道となる。 11時20分2本目の林道に来た、 この林道も立派な幅広い道だが舗装はされて無い。 11時30分お助け水の分岐のベンチで休憩した。 前に来た時はこの辺り黄葉が素晴らしかったが、 今日は終わっていて途中の楽しみは無い。 天気は快晴で、風も無く暑いので汗が出てくる。 体調悪いせいでこの辺りからきつくなってきた、妻も2ヶ月以上空いた為かかなり厳しそうだ。 但し登山道はそんなに急でも無く、登り易い道が続いている。
岩が出て来るようになると展望台の案内が有り入った。 直ぐで下呂の町と八尾山から先に山並みがずっと見られ 右端には別山・白山が白く輝いている。
平坦な木立の中ベンチが幾つも有るが誰もいなくて、 そういえば今日は登山者に会って無い。 ここから4人が横に並んで歩ける、幅広く開かれた道になる。 下山してくる人に会い、”もう少しですよと”声を掛けて貰った。 12時10分9合目に着いた、 眼前に空谷山の山頂が見え林越に白山も望める。 一旦降り登り返すと高岩大権現に来て、 右に最後の急な所を登り12時30分山頂に着いた。 三等三角点「空谷」の有る山頂は、 快晴の下御嶽山がドッシリとした感じで見えている。 (点の記にルビが打たれていないが読みは「からたに」で良いと思う) 左に乗鞍岳・焼岳・穂高、その端に槍ヶ岳少し離れて笠ヶ岳が確認出来た。
近い萩原御前山を挟み白山と伊吹方面の山並み、 そして恵那山とぐるりの大展望が得られている。 気温も丁度良くゆっくり眺望を楽しんだ。
4人連れの女性が寝転びながら大きな声で談笑していたが、暫くで女性達が下山して行き我々だけになり、静かな山頂を楽しむが最高に気分が良い! 昼食を食べ終わった頃、夫婦と思われる二人連れが登ってきて歓声を上げた。
誰もがこの景観は感嘆の声を上げると思う。 お二人と山の話をしながらゆっくりして、 13時55分下山開始し15時30分車に戻った。 絶好の展望が得られ出掛けて良かった、 早く体調を戻し叉色々な山を楽しみたい。 *山名を2015年修正: 地元は萩原の御前山に対抗し下呂御前山としたいようだが、国土地理院地形図は「空谷山」の為これを 山名とし、下呂御前山はサブとした。
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確認出来た山: 御嶽山 乗鞍岳 穂高岳 槍ヶ岳 笠ヶ岳 白山 萩原御前山 恵那山 |