5時40分に家を出たが、
朝早いのに関市街を抜けるのに時間が掛かった。
6時20分美濃インターから東海北陸自動車道に入り、
7時20分高鷲インターで降りる。
インターを出ると道の色分けがされ、
「グリーン」高鷲方面「レッド」が蛭ヶ野方面となっていた。
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鷲ヶ岳・・やまびこロードにて |
グリーンの道を行き316号を突っ切ると、
直ぐに鷲ヶ岳高原CCに入って行く。
クラブハウスと思われる大きな建物を左に見て、桑ヶ谷林道に進んだ。
車一台が通れる程の広さだが舗装され、
どんどん進む。
1.5km程入ると地道となるが、
以前来た時より道は断然良くなっていた。
壊れたバスを見てそろそろ林道終点と思う所に来ると、
ぬかるんでかなり酷い凹凸となっている。
不味いと思い丁度道が広くUターンしようとバックしたら、
スリップし出られなくなってしまった。
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ススキと大日ヶ岳 |
石や木を拾いタイヤの下に入れ脱出しようとしたが、
駄目で途方に暮れる。
携帯が通じるのでJAFを呼ぼうとしたら、
男性1人女性2人が登って来られた。
押して頂けるようお願いしたら快く引き受けて頂き、
懸命に押して貰うが出ない。
車の音が聞こえたので後から登山者が来る様子、
親切に待って頂いていると2人の男性が登ってきた。
5人で押して頂き脱出する事が出来た、
林道は無理して奥迄入るのでは無いと反省。
大垣の大野さんご夫妻と同行の女性、
それに男性二人の方本当にすみませんでした。
安全な所迄戻り駐車し、9時15分登り始める。
9時25分林道終点に着いたが、
後一息の所で動けなくなったがRV車なら良かった?
幅広い石がゴロゴロとした道を登って行く、
紅葉が始まっていてブナも色付いている。
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顕彰堂
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村の由来の碑 |
笹が出て来る様になり、笹に付いた露でパンツが少し濡れてきた。
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5人のグループ |
新しい工事中の林道に出て少し先、
見晴台からの道と合流し10時10分一服平に着く。
ここは立派な顕彰堂が立っていて、その横に高鷲村の由来の石碑が有る。
ぐるり見渡せる絶好の休憩ポイントだが、
天気は悪くなってきて曇が掛かり気味。
大日ヶ岳や白山方面は確認出来ず、
鷲ヶ岳のピークが直ぐ先に見えている。
綺麗に紅葉しているが、日が射して無い為イマイチ良く無い!
途中追い抜いた各務原の5人が登ってきた、
ゆっくり休み5人の後に10時30分出発する。
周囲の紅葉を楽しみながら急なコブのアップダウンを繰り返し、
最低コルを過ぎ急登が始まった。
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鷲ヶ岳の急な登り |
前に来た時はこの辺りで天候が急変し、
霧で視界が無くなり戻った場所。
ここからは薮と言って良い程笹が茂っている。
体を潜らせたり左右に除けたり、又掴んだりの急登が続いた。
足元も泥濘んでいてかなり滑り、何時もは嫌な笹が頼りになる。
笹と格闘しながら登り少し傾斜が緩くなると、
笹は少なくなり歩き易く変わった。
振り返ると顕彰堂が小さく見えていて、随分歩いて来たものだ。
靴とパンツは泥があちらこちらに付き、酷い状態となっている。
11時40分山頂に着いた、
三等三角点「鷲ヶ岳(わしがたけ)」と方位盤が有る小広場。
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ホツツジの紅葉 |
山頂は10人以上の人でほゞ一杯、
桑ヶ谷林道以外から登った人も居るようで賑やかだ。
周囲はぐるりと見渡せるが生憎曇り空で、
向かいの大日ヶ岳も見えて無く残念。
思い思いに昼食を楽しんでいてビールを飲んでいる人や、
隣の人は魚を焼いている。
その後も登山者が来て一段と賑やかになった。
助けて頂いた大垣の三人の方が最初に下山して行かれ、
「有難う御座いました」と礼を言う。
天気が良くならないかとゆっくりしていたが変わらず、
12時45分下山開始し。
降りは速い13時45分顕彰堂に戻る、
天気は回復しつつ有り鷲ヶ岳に日が射しそうで暫く待った 。
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急斜面から顕彰堂方面 |
やっと少し日が射し写真を撮り、
14時10分顕彰堂を出て14時40分車に戻る。
帰りは316号を左折し、「やまびこロード」を白鳥方面に走った。
大和町方面に再度左折し156号に出る寸前の右手、
「やまと温泉やすらぎ館」入浴料600円で汗を流す。
温泉は肩叩きと言うジェット風呂が有ったが、
これは温泉施設で初めて見た。
滑り台の付いた深い露天風呂も設備されていたが、
日帰り温泉では初めて。
この山が余り登られて無いのは笹が深い為だと思う、
それに新しい林道は本当に必要なのか?
一段と人気が無くなると思われる、
良い道の大日ヶ岳蛭ヶ野コースと比較すると雲泥の差だ。
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鷲ヶ岳の紅葉 |
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本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
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