43 | (だいぼさつれい) 2,057m |
H12年11月4日
7時55分〜13時 山梨県塩山市 快晴 |
”秀麗な富士山が 一段と美しく見える山” | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
前日山梨に入り、
「サントリー山梨ワイナリー」「昇仙峡」を見て石和温泉に泊まった。 6時40分宿を出て葡萄園が続く道を塩山市へ、 その先裂石の大菩薩峠登山口バス停を右に入り、舗装された林道をどんどん進むと、 歩いて登っている人も見掛ける。
7時40分上日川峠着いた、 「ロッジ長兵衛」前の駐車場は一杯でトイレ奥に止めたがここは広い。
7時55分長兵衛の横の林の中を登り始めた、 林道も平行して続いているが山道の方を歩いて行く。
8時10分「福ちゃん荘」に着くと、 広場でベンチが幾つも置いて有る。 山の案内が有り、 「唐松尾根〜大菩薩嶺〜大菩薩峠」の周回コースを行く事にした。 唐松尾根コースに入ると、眺望は無いが登り易い道が続く。 唐松の黄葉は終わり掛けで、葉も色褪せて又殆ど落ちていた。 20分程登ると開けた所に出て、 振り返ると堂々たる富士山が丸ごと見えて美しい! ここからは富士山が見える所が少しずつ多くなり、 素晴らしい!を連発しながら登って行く。
このコースも登山者は多く居て、 皆さん富士山の雄姿に感嘆の声を上げていた。 登山道は多少急だが、登り易い感じの良い自然の山道が続いている。
林を抜け低い笹の中の登りとなると遮るものは何も無くなり、富士山の右は南アルプスが連なり、切れた所に乗鞍岳・八ヶ岳と素晴らしい景観が見られた。
9時20分尾根に上り「雷岩」に着くと、急に人が多くなる。 広い岩の上では大勢が眺望を楽しんでいて、 我々もゆっくり休憩し絶景を満喫。
山頂の大菩薩嶺に向かうと直ぐ、 10時三等三角点「大菩薩(だいぼさつ)」の有る山頂に着いた。
広場の山頂だが林の中で眺望が無い為か人も少ない、 写真を撮って直ぐ戻り大菩薩峠に向かう。
大勢の人に擦れ違いながら避難小屋の近く迄来ると、 「松虫草」の青い花が咲き残っていた。 少しずつ富士山が隠れて、名残惜しいがサヨウナラをして降る。
マウンテンバイクで登ってきたグループも居る。 人が多いと寛いだ気分になれず、 又昼食には時間が早くそのまま通過した。 ここからは幅広いなだらかな道となり、 なるほどマウンテンバイクで登って来る訳だ。 未だ大勢の人とすれ違うが、 山登りよりハイキング的な軽装の人が殆ど。 一部富士山が望める所も有るが、 林の中の道で開けた所は僅かしか無い。
タクシーが時々着いて客が降りる、ここには駐車スペースは無い為 タクシーのみが入れる。 5〜10分歩くと富士山が見えて、山登りで無い人も来るようだ。 バス停大菩薩峠登山口より歩いて登って来た人が、 2時間掛かったと言っていてやはり車が便利。 13時10分上日川峠に戻ると、朝より車が多く80〜100台程か? 「ロッジ長兵衛」でキノコ汁を食べる、 頼ま無かったがキノコご飯や馬刺しも売っていた。
この日は八ヶ岳大泉のペンションに泊り、翌日清里を散策して帰る。
天気に恵まれたせいもあるが、 真っ青な空の下美しい富士山が見られた。 ずっと後迄この感動は忘れ無いと思う、 何時も見ている御嶽山も良いが富士山にはかなわ無い。
八ヶ岳のペンションは小さな宿で、シーズンオフの為か我々だけが泊り客だった、料理は真心のこもった美味しいものでワインが進み、混む温泉宿に泊るより全ての面で満足する。 夕食後ティータイムが有り宿の御夫妻は山歩きが好きで、八ヶ岳他色々な山の話を聞く事が出来た、部屋の大きな窓から金峰山が見え、又泊りたいと思う。
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確認出来た山: ・富士山 ・南アルプス ・御嶽山 ・乗鞍岳 ・八ヶ岳 出会った花: ・マツムシソウ |