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雨乞山
(あまごいやま)
509m
H23年1月8日
10時30分〜11時15分
岐阜県瑞浪市
晴れ
”呆気無く山頂に
 眺望は恵まれず
  遺構も無い”
 瑞浪の北に地形図に山名の入る山が、 「雨乞山」「高根権現山」「高根山」「権現山」の四山が並ぶ。

 一番東に有る「権現山」 は登ったが他の山は未登で、西の「雨乞山」から登ろうと出掛けた。

コミュニティバス停「三本松」
 可児御嵩ICが出来て道が整備され、 21号が御嵩の町を通らず密集地を過ぎた先で旧21号に合流する。

 直ぐ美岳CCの案内を見て左折358号を走り、 上之郷で再び「美岳CC」の看板で右折しゴルフ場の際を進んだ。

 分岐に来てクラブハウス方面に左折し、 今度は「こぶしGC」の横を通り366号に出て雨乞山への右に取る。

 瑞浪に入ると右手の山が雨乞山だ、 2車線の広い道を行くとバス停「三本松」が有り山側に道が有った。

 開けた少し先民家手前に道の膨らみに駐車、 10時20分車も入れそうな道を歩いて上がって行く。

 直ぐ左側に溜池を見ながら緩やかに進むと左に狭い道の分岐が有り、 真直ぐ進むと叉分岐に来た。
左の坂を上がる、右がバス停 幅広い道が続く

 峠の感じの変則四差路で左の山頂方面奥にお墓が見え、 左鋭角に進みお墓に来たが結構大きな墓地。
変則四差路に来た 左奥にお墓が見えている

 古い石柱も見られかなり昔からこの地に住まわれていたのが窺え、 道は墓地の際を通り続いていた。

 踏み跡は薄くなるが窪んでいて見付け易い、 一部倒木を跨ぎ乍緩やかに登り平坦な山頂部に上がる。
お墓の先に薄い道が続く 平坦な山頂部に上がる

 薄い踏み跡は続き広々とした所に、 二等三角点「田高戸(たこうど)」が有った、国土地理院の標柱や山名板は見られず、 叉囲み石も無いのでポツンと鎮座している感じ。
山頂は平坦な林の中、ポツンと三角点 二等三角点「田高戸(たこうど)」

 奥に行くと大岩の手前に人工的な石積みが見られ、 大岩の上に普通の石にしか見えないのが乗せられ、 手前に湯飲み茶碗が置かれ信仰の対象なのかもしれないが、 どう見ても何も彫られて無く自然石だ。

 林の中で眺望は得られ無い、 樹間に白い山が見えていて霞んではっきりしないが御嶽山だと思う。
三角点奥の人工的な石積み 三角点西側の大岩

 然し木が密集し写真となら無い、 三角点の西側に大岩が有り上がろうとしたが無理だった。
(調べると「山頂の広場に巨岩が有りその上に白山社が祀られ、 山名の由来がこの白山社前で雨乞神事が
  行われた事による」とされるが、 岩の上を離れて見ているが何も無い様に見えたが?)


 居ても仕方無い山頂なので休憩もせず、 来た道で11時車に戻り次の「高根権現山」に向う。
登山口のバス停は北面広がっている

 四差路で左奥にお墓が見えているのが分かれば、 山の中は踏み跡が薄いが拾えるので山頂に行ける。

 眺望は得られず林も普通で見所が無い、 それに簡単に登れ山歩きの対象とは違う山だと思う。


本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
  出会った花:  無し


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