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己高山
(こだかみやま)
(こだかやま)
922m
H22年11月19日
7時10分〜13時10分
滋賀県木之本町
晴れ
”天然林で道も自然
 山歩きと紅葉の
 両方が楽しめる”
 今年は里の紅葉は見に行っているが、山の紅葉は楽しんで無い。

 「山遊ライトトレッキング」さんが11月14日己高山に登られ、 紅葉写真と一週間後が見頃と有った。

道路沿いの駐車場は「臨時駐車場・区関係者専用」とされる
 一週間後は山でなく石道寺(しゃくどうじ)・鶏足寺(けいそくじ)の 紅葉の事かもしれないが、行ってみる事にする。

 5時に家を出て多治見ICで入り、 中央道小牧ジャンクション経由東名高速を走って行く。

 大型トラックが多いが車自体少なく走り易い、 北陸自動車道に入り木之本ICで下りる。

 最初の信号を右折し次の木之本の信号を駅に行かず右折、 8号線を走り北陸本線を陸橋で渡る三叉路信号を右に進む。

 8号線と北陸本線を跨ぎ303号に入り、 トンネルを潜った先の角にガソリンスタンドが有る次の信号交差点を右折した。

 二又に来て左の道を進むと「己高閣(ここうかく)」の看板が立ち、 鋭角に左に曲がって進む。

 角に己高閣への石段を見て少し進むと、 左に分かれ上がる道が有り登ると入口にロープが張られていた。

林道入口の新しい指標
 大きな駐車場だが戻り奥に進み、 右側未舗装の駐車場に来たが「臨時駐車場・区関係者専用」の看板が有る。

 明らかに一般の車は止めてはいけないの表示だ、 奥に進むと地道になり山へ入って行く。

 所々道の膨らみが有るがすれ違い用で、 駐車は避けるべきだが1箇所広い所が見られた。

分岐に来たら大きな己高山・鶏足寺登山案内図が立ち、 地図にこの直ぐ先にPマークが有る。

 登山口の右に入ると杉の間に1〜2台スペースは有るが、 杉が枝払いされ散乱状態。

 帰り石道寺に周回する予定でも有り、 林道を戻り途中の道の膨らみの広い所に止める事にした。

 この案内板は、帰りに降りる山頂より南下し西に曲がって石道寺への道は、 途中迄で一般的で無いのか?
古い石塔が見られる 地道だが林道の状態は良い

 7時10分歩き始めると道は杉林の中で、未だ日が昇って間も無いので少し暗いし寒い、 渓流沿いに進むが川は美しく無く、石積みの祠や僅かに水が落ちる「居張瀧(いばりたき)」が見られた。
分岐に登山案内図、右に 洒落た造りの林道分岐指標が立ち左へ

 登山案内図の立つ分岐を右に進むと叉林道分岐に来て、 洒落た字体の「己高山登山道」の看板が有る。

 看板の上部に矢印が付き左の林道を指し、少し入ると指標が賑やかに立つ登山口に着いた、 「仏供谷登山口」尾根コース→・←谷コースとされ、仏供谷?この谷は地形図では中ノ谷だが?
指標の立つ尾根コース登山口 落葉一杯の自然林の道

 尾根コースで行こうと右に落葉が一杯の急斜面を登って行く、道は溝状で歩き難い、 急になって来ると落葉が多く足の置き場が見え無いので余計にやっかいだ。
溝状の道で歩き難い 紅葉が見られる様になる

 滑るので時々ふら付きながら上がると分岐に来た、 送電線が見えているので右の薄い道は点検路か?左直ぐに有る送電線の先は山肌が紅葉している、然し上は青空だが遠くは一部雲が掛かり隠れ気味。
小学校卒業記念に作られた○合目看板 送電鉄塔西北方面、下の方は雲

 急登は続くが大分紅葉が美しく見られる様になった頃、 右手広場に小さな石像が並ぶ所に上がった。

 「六地蔵」の看板が有り中央は印相も阿弥陀定印に見え阿弥陀如来、 両側小さい6体が地蔵菩薩となる。
紅葉を見ながら登る 平坦な広場に「六地蔵」

 落葉一杯の広場で見上げると、モミジが僅かの葉を残すだけで紅葉は終わっていて、 ここから平坦で道幅が広くなると直ぐ左から谷コースが合流、指標等が賑やかに一杯見られた。
谷コース合流地点付近は巾広い平坦な道 右手に山頂部が見えた

 暫く緩やかな道が続きのんびり登って行く、 二つ目の鉄塔に来ると右手に山頂が見えているが未だ遠い。

 叉急になってきてなかなか厳しい登りだ、 岩の所に来ると「馬止め」と書かれた板が置いて有った。
岩の有る「馬止め」 開けている「6合目・牛留」

 少し登ると広くなって「うしどめ展望台」「6合目・牛留」の案内が有り、右側が眺望が得られる、 只上空は青空だが地平線近くは雲(ガス)で全く見えず方向から琵琶湖方面、 湖の水温と大気の温度差で雲(ガス)が発生している様子。
山本山の向こうの琵琶湖は雲で見え無い

 見えている黒い山は湖岸の山本山の様だ、 気温が上がってくればすっきりするかもしれない。

 疲れて息を切らしながら登って行く、 右側山頂方面が林越しに見え高さも無くなり大分近くになった。
右の谷側紅葉が残っている 光を通して紅葉は映える

 右に曲がり始めると尾根に上がらず左山となり、右には谷側の紅葉が見られる。

 緩やかな登りになり距離が稼げて太いブナが次々に見られる道を進む、 只しブナは落葉していた。
左山で道は続く かなり広くて大きな寺院だったと思われる

 雑然とした人工的で平坦な箇所が見られると、 大木が散在の広々とした鶏足寺跡に着く。
本堂が有ったと思われる中央 鶏足寺(旧蹟)配置図

 小さな石塔や石積みが散在し如何にも寺院跡だと分かり、 しかも広さから規模の大きさが窺い知れる。

 山頂はどちらにと思うも指標は無い、 入って真直ぐの二叉に分かれた木に進むと道は続いていた。
奥の大きな木に山頂への道は続く 水場を回り込むと大木が立つ

 谷の水場を通過すると開けて、 今度は琵琶湖も何となく分かり竹生島と奥には比良山系が見えている。

 やはり大気の温度が上がると雲は取れて、大木を見ながら左に回り込むと指標が立ち、9の字が千切れた「9合目」と「頂上分岐点↑」と有り、頂上方面急な道が真直ぐに上がっていた。
山頂への分岐は三角点と案内の左へ 右側ロープが着いた急登

 直進も道が見られ、帰りの石道寺方面への尾根へトラバース道が有る様だ、足元落葉で滑り右側に張られた虎ロープを掴みながら登るが、疲れてからの急登は余計辛い。

 紅葉も見られるが茶色になっていて終わりの様相、 時々止って息を整えながら少しずつ登って行く。
紅葉が見られるが茶色で終わりの様子 平坦な広場の「己高山」山頂

 傾斜が緩やかになってきて、 9時50分平らな広場の奥に三等三角点「己高山」の有る山頂に着いた。

 誰も居ない山頂は手前に注連縄が張られた岩が見られるが、 ベンチ等他の人工物は山名板を除いて無い。
山頂の三等三角点「己高山(こだかやま)」 手前には注連縄の有る岩

 広々としているが左手杉林で暗い、 三角点から右に入ると開け白倉山・金糞岳と右に伊吹山が見えた。
山頂奥は眺望が広がる、右端「伊吹山」

「白倉岳」と「金糞岳」

伊吹山アップ

 暖かい日差しを浴びながら貸切のここでゆっくり昼食とした、 未だ時間が早いのか誰も登って来ない。

 10時30分紅葉は今一だったと思いながら石道寺方面の南に降って行く、 笹の間に道は付いている。
笹の間にしっかりした道が付く 林は殆ど落葉している

 ずっと自然林だが南斜面尾根のせいか殆ど落葉している、 時々黄色より茶色が濃い葉が見られる程度だ。

 西方面開けたが伊吹山方面で新たな景観で無く、 なだらかな道が続き鉄塔に来たが余り眺望は開けない。
鉄塔に着いた 余り眺望は得られない・・奥「伊吹山」

 気持ちの良い尾根道が続いていて結構楽しい、 分岐に来ると「石道寺⇒」の指標が立ち右に進む。
歩いていて楽しい道 分岐に新しい木の石道寺への指標で右に

 その先手書きの「下山道石道寺」と赤い「火の用心」の看板を見て進むと、 叉分岐に来た。

 指標は立っているが案内のプラ板は下に落ち、 一見真直ぐが正しいように思うが枯れ木が置かれている。
下山道と赤い火の用心の看板を通過 指標が落ちている分岐、左に枯枝

 己高山への案内以外は落ちて裏返しだが、 枯れ木が有り裏返しの板を見ないで右の尾根方向へ進んだ。

 少しで左が切れて無い「寺跡・石道方面⇒」の指標が立っていたので、 道は合っている。
分岐の少し先に立つ左側切れた指標 プラ階段を降る、振り返り撮る

 尾根筋を進むと急降下となりプラ階段が続いている、 降り切ると少しでススキが一杯の鉄塔に着いた。
大分見え始めた琵琶湖方面

 琵琶湖方面一段と見える様になり、 なかなか雰囲気の有る光景が広がっている。
背後「比良山系」手前「山本山」中「竹生島」・アップ ススキと山の斜面の紅葉・・鉄塔広場にて

 紅葉が叉見られるようになってきたと思っていると、 男女5人のグループが登って来た。

素晴らしい紅葉が出てきた
 千年杉を見てきたと言われデジカメ写真を見せて頂く、 幹周りは太く立派な大木。

 只今年 「羽黒山」 で見た千年杉は真直ぐ上の方迄1本で延びていたが、 この木はかなり下の方で枝分かれしている。

 興味は有ったが場所は下山道から反れて標高差80m程降らなければならない、 登り返しを思うと行くのは止めた。

 それに下迄道は続いているがヤブの所が有ったと言われるし、 石道寺迄嫌いな車道歩きが長いのでその気にならない。

 別れて降ると右手に山頂部が見えている、 木が邪魔しているが結構紅葉していた。

 この辺りから目を見張る黄葉となり、 天気が良いので眩しいくらいの鮮やかさとなっている。

 さらに降るとモミジも加わり赤と黄が混じり合い美しい色合いだ、 イヤー来て良かった、登りではこれはと思う程の紅葉は見られず諦めていて、 余計に嬉しい!
下山道から「己高山」

 ゆっくり楽しみながら降る、 カメラの画像を見るとコントラストが強くて写真に美しさが出て無い。
見上げると一面に広がっている 眩しいほどの紅葉

 結構長く紅葉は続きその後ブナの多い林になってきて、これも続き大掛かりな倒木の有る所を通過し、根元で二本に分かれたブナの大木が立つ分岐に来ると、木に赤ペンキで「高オ寺←」と書かれている。
大掛かりな倒木 ブナにペイントされた高尾寺分岐

 1000年杉の分岐だが高尾寺に行かず直進した、 少し先には矢印タイプの「石道寺」指標が立つ。

 未だ紅葉は続くが少しずつ黄色だけの所となり、 その先高木が無くごちゃごちゃした感じの所に来た。
黄葉となってきた ごちゃごちゃした感じの指標が立つ降下点

 「山本山」方面が開け倒木も有るので腰掛け休憩するが、帰り道は何処に続く?先に矢印タイプの指標が立ち分かり、少し急降下すると「己高山登山口」の案内が立つ林道に下りる。
林道に出る 茶畑と紅葉が見えてきた

 林道を進むと茶畑や紅葉が見え、 大勢の人が行き交う「←石道寺・鶏足寺→」指標が立つ場所に来た。

 先に左石道寺に下りて行くが、観光バスで大勢の人が来て一挙に人込みの中へ入り、紅葉も僅かで直ぐ戻り鶏足寺へ向うと、立派な遊歩道を進み参道に来て右の本殿に進む。
右「鶏足寺」・左「石道寺」 石道寺の紅葉

 両側ずっとモミジが植えられこちらは紅葉の名所と言える、太陽が眩しい条件で上手く撮れ無いが、本格的なカメラを持った人も多くこの方たちなら色々撮影スポットは有り良い写真が出来そうだ。

 それにしても平日なのに混雑している、 早々に抜け出し参道を出て直ぐ先右に自然散策路が続き入る。
「鶏足寺」の紅葉 自然散策路の遊歩道を戻る

 茶畑が見えてその先は湿地帯が有る、 この時期は何も無いが春から夏は花が咲くのか木橋も見られた。
ヒメジョオン・・林道にて イヌホオズキ・・林道にて

 開けてくると露店の出ている所を通り、 己高庵下の車道に上がり林道を進んで13時10分車に戻る。

 前半少し登り難い道が続くがその後は好感が持てる自然な道で、特に下山道は歩き易い、又紅葉は素晴らしく、写真は上手く撮れなかったが記憶に残る良い思いが作れた。

 途中会った5人連れの方は、己高庵の駐車場に止めようとするとバスが来るので下にと言われ、下は臨時駐車場・区関係者専用と立て札が有り、この時期は駐車場所に困りそう。

 下山道途中顕著な分岐が出て戸惑うが指標は有る、 只壊れていたりし読み難くなっているので要注意。

    ⇒ 己高山紅葉写真    ⇒ 石道寺・飯福寺(旧鶏足寺)紅葉写真


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本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
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   出会った花:  ・ヒメジョオン ・イヌホオズキ


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