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花房山
(はなぶさやま)
1,190m
H21年11月7日
8時45分〜15時40分
岐阜県 揖斐川町
晴れ
 ”急登で厳しいが
  登山道は明瞭で
 山頂の眺望は良い”
 小津三山とされる「小津権現山」と「雷倉」には登ったが、 「花房山」は未だなので行く事にした。

林道の右に駐車場、左に登山口
 標高1,190mで紅葉も良い時期、 7時10分家を出てコンビニで食料を調達し御嵩ICで東海環状自動車道に入る。

 美濃ICで下りて94号大矢田を通り、真っ直ぐ進み418号を根尾に向かう。

 根尾に来て157号に入りうすずみ温泉手前の門脇で左折し、 270号に入り「雷倉」登山口の八谷を通り馬坂峠(うまさかとうげ)に進んだ。

 馬坂トンネルを抜け急降下し417号に来て左折、徳山ダムを通り藤橋城に来て左折、 洒落た西洋風吊橋「どんどん橋(ロンドン橋の洒落て付いたとされる)」で揖斐川を渡る。

 左に休止していそうな家族旅行村を見て、 道なりに進むと右にカーブし登山口案内の立つ所に着いた。

 手前に廃寺と戦没者招魂之碑が建ち先の駐車スペースに既に4台止まり、 土曜日で登山者が多い様子。
案内が立ち分かり易い登山口 徒歩2時間の横に3時間と追加記入の案内

 朝食を取り8時45分「花房山登山入口 徒歩2時間 古里の碑保存会」 の案内から入って行く。

 2時間の横に追加で「〜3時間」とされ、 標高差約1,000m有り2時間は難しいと思う。
急だが登り易い道 ロープや土留め階段が見られる

 最初から急登だが足元は柔らかく登り易い道が続いている、 ブルーシートが四角く張られているが何の為だろうトイレ? それにロープが張られているが急登の補助の為?
モミの巨木と黄葉が出て来た ロープが張られている所が続く

 モミの大木が見られる様になると、 道には土留めの階段が出て来たが新しく最近作られた様子。

 この山は余り登山者は多く無いと思うが、 町起しで登山口の指標の「古里の碑保存会」が作った?
シロモジの黄葉が少し見られる ブルーシートの中はトイレ

 急登とロープは続きシロモジの黄葉しているのが見られ始めると、 叉もブルーシートの囲いが有りシートが少し捲れてトイレが見えた、 整備作業者用の物の様子。

 直ぐ上一段と太く巨木と呼べるモミが立つ際を通った、 自然が残る山はこの出会いの有るのが嬉しい。
「モミ」の巨木の際を通過 その後も太い木が何本も見られる

 急登が続き高度が上がってくると周囲薄いが霧が掛かっている様だ。

 道の際に太いモミの木が次々に見られ、 右側杉林方面から光が差し込み霧が取れて来つつ有る。
光が差してきて霧は晴れてきそう シロモジの多い所に入った

 両側自然林になり株立ちの黄葉したシロモジが多いが未だガスの中で華やかさは無い、 突然緩やかになりコブに上がると、 赤テープを巻いた丸木が立ち標高点706mPの様子。
赤のテープが付いた木の所は標高点760m付近 杉林に入る

 平坦な道が続くが杉林となったと思うと、 かなり狭い細尾根を通過し急登となった。
霧が晴れた様で黄葉が美しい 細尾根を通過する

 少し手前辺りからイチイやブナの大木が次々と有り、 木の根のアーチも見られ飽き無い道が続く。
「花房山」尾根を上がった先が西峰で左のなだらかな所が山頂

 前方に山頂部が見え、尾根が突き上がり尖っているのが西峰で、 なだらかな左が山頂だと思う。

 降って痩せ尾根を通過するが、木に囲まれているので余り怖く無い。
能郷白山が見えた 紅葉

 叉登りに入るがブナの太い木が多くなり、 紅葉も楽しめ変化の有る道が続いている。

 イワウチワの葉が密集しているのが、 何箇所も見られ春には楽しめそうだ。
イワウチワの葉が一面に 黄葉が美しい中を行く

 今迄イワウチワは中津川の前山が一番の群落だと思ったが、 前山にも引けを取ら無いのではと思う。

 コブに上がると山仕事用のワイヤーが見られ、 その先降るとかなり狭い尾根となり両側は深い谷で、木や岩に掴まりながら慎重に通過。
かなり狭い尾根を通る 木々は落葉している様になる

 再度急登が始まった、ここからは落葉した林の道で落ち葉が道に積もっている。

西峰手前から左に山頂を見る
 足の置き場の良し悪しが見分けし難い、 良いかなと下ろすと平で無くずるっと滑った。

 それに少し落ち葉は濡れていて、 一歩一歩登っていると単独の男性が降りて来る。

 山頂に皆さん見えますかと聞くと誰も居無いと言われる、 車が登山口に何台も有ったのに登山の車では無いのか?

 早いですねと言うと8時に登り始めたのでと答えられたが、 こちらは45分後にスタートして未だ西峰に着いて無い。

 お年は私より3歳年配との事だが、 普段このクラス以上の山に登られている様で日頃から鍛え方が違っている。

 百名山もやられお元気さを見習わねば、 30分程も山談義をさせて戴き有難う御座いました。

 西峰は近くに見えているが急登が続き、 左手に山頂のコブを見ながら西峰に上がる。
徳山ダム湖の右奥に能郷白山

 小さなスペースのここは東北に山頂のコブが見え、他の方面は遮る物が無い大展望で、 徳山ダム湖の右に能郷白山が大きくボリュームも有り、 堂々とした容姿は美濃の盟主の風格を感じた。
近い右のピークが小津権現山、中央左より一番奥伊吹山

 近い小津権現山が大きいが太陽の関係で影の様になり、 一番奥の大きな山は伊吹山の様子だ、 山頂に向うが背丈の低い木ばかりでここも近年伐採された様子。
西峰から山頂へはなだらかだが軽い藪状態 小広場の「花房山」山頂と三等三角点「水飲」

 近い雷倉や根尾の岩岳も山頂部が伐採され藪状態になっていた、 只ここは笹が低く潜る程では無い。

近い雷倉だがぱっとしない山容
 笹の下は明瞭な踏み跡が有り余り苦労しなくても歩け、 簡単に通り抜け12時45分「花房山」山頂に着いた。

 周囲低い潅木でぐるり眺望が得られ、 中央には三等三角点「水飲(みずのみ)」が有り山名板が二つ木に掛けて有る。

 眺望は西峰と変わらないが小津権現山が見難くなり、 雷倉が直ぐ近くに見えるがここからの山容は芳しく無い。

 南東に顕著な道が続き尾根が小津権現山に続いて、 かなりの距離だが行けそうだ。

 この道を降ったコルから東前の谷に行くと、 伏流の空谷で別天地の様相とされる。

 山頂の三角点名「水飲」の語源になった場所とされ、 行きたいが地形図では最初150mは急降下だ。

 とても私のレベルで行け無いし、 この山頂迄でフーフー言っている様では問題外だが!
屏風山も見えていた・・奥の薄い山 西峰から落葉した尾根を急降下して行く

 昼食を取りのんびりし13時45分下山開始、 西峰に戻るも小津権現山方面は相変わらず黒い塊。

 尾根を急降下するが落葉で滑り岩も有り危ない、 慎重に降るが一度尻餅を着いたが怪我はしなかった。
左側斜面の紅葉 登山道も眩しい紅葉の中へ

黄葉

 細尾根を通った後は日差しの関係で紅葉が美しくなり、 何度も立ち止まっては楽しみながら降る。
下の方は未だ紅葉して無い 登山口から藤橋城が見えている

 15時40分車に戻る、かなり足の筋肉を使った山だった。
近い上谷山と徳山ダム湖奥の山

  黄葉ハイライト ⇒「花房山」

 多くの登山者が登る様で踏み跡は濃く、叉尾根の一本登りで道の分かり易い山だ、 西峰から山頂迄の藪も踏み跡がしっかり付き、 笹を掻き分けて進めば背丈も低く苦労は少ない。

 只急登続きで私の様な軟弱登山者には辛い山だが、登山道に変化が有るので救いとなる、 小津三山でのお勧め度は 1小津権現山 2花房山 3雷倉 の順だと思う。


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本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
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  出会った花:  無し


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