湯ヶ峰は山頂近く迄林道が来ているとの情報で、登るのを躊躇っていた。
10月に八尾山に登った時、
大崩が目立ち直ぐ湯ヶ峰と分かり登っておこうと思い直す。
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お墓の所で舗装道と別れ右の地道へ |
上の登山口とされる大林地区からは、
開発が進み山頂近く迄車で入る事が出来る。
下の登山口と言う小川地区からは、
以前のままの様なのでこちらから登る事にしよう。
山渓の「名古屋周辺の山200」も下の登山口のコースを紹介、
8時10分家を出て41号に入り北上するがスムースに走ら無い。
帯雲橋(たいうんきょう)で257号と合流少し旧道が左に分かれ、
左下に「ショッピングセンターピア」が見られる。
バイパスを進みその先三叉路で、右に道が有るのでこれを入るが信号は無い。
角に「ケアハウス下呂温泉」の看板と、
右手前は「朝間建設」と「パナソニック」の看板が目立つ
斐太自動車部品下呂営業所が有った。
住宅の間を進み「小川集会所」の有る広い所で、左に道を分け真っ直ぐ進む。
その先「ケアハウス下呂温泉」の高層建物と、ゴルフ練習場を通過した。
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お墓の横の林道案内看板 |
左下に川を見て進むと出来て直ぐの橋が有り、
右鋭角に幅広い道が上がるが直進する。
右に民家を見てその先直進は車が通った形跡が無く見送り、
右にカーブし叉左へ曲がる。
少しでお墓に来ると、右には「林道八谷〜平沢線」と書かれた看板が見られた。
直進舗装道だが右の地道に入る、
地形図を見て走り突き当たり三叉路の筈が右に道は無い。
道なりに左にカーブして進むと地形図ではここに右に道が有り、
名古屋周辺の山200は右への道を入った所が登山口。
建築土木関係の資材置場を右に見て右左にカーブして登るとカーブミラーの立つ所に来た、
三叉路の左は草付きで車が入って無く、右に進むと直ぐ左の低い位置に
「登山道入口」の案内が有る。
運良く迷わず登山口に来たが、
地形図に入っている道が見当たら無いので非常に分かり難い。
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案内指標の有る登山口 |
林道に沿って草木が被り気味の狭い道 |
先程のカーブミラーの所に駐車、只1台しか止められ無い、
10時10分林道法面の道を歩き始める。
道は急な頼りない物で林道際ぎりぎりに付き、
歩き難いし笹も被り気味でこの先大丈夫かと心配になるが、
少しで余り明瞭で無いが林道から離れ左に曲がった。
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笹が生えた杉林の中を登る |
古い案内看板が見られた |
杉林の中緩やかに登って行く、
枝払いされたばかりの杉の小枝が散乱し登山道を見辛くしている。
右山で少し登ると笹も低く疎らで道が分かり易くなり、
かなり古いと思う「湯ヶ峰ハイキングコース」と書いた木片が落ちていて、
木に添え見易くした。
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笹が低くなり明瞭な道になった |
尾根に上がった |
少し急になると支尾根に上がり、右に曲がって比較的狭い尾根を登って行く。
暫くは緩やかだったが急登が始まり、
地形図では標高差100m程度だが真っ直ぐの登りで厳しい。
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両側桧林の中、一直線の急登が続く |
左側自然林となっても急登が続く |
桧林の間の道は木の根が有り余り滑らない、
上に来ると右は桧林だが左は自然な雑木林となり、
急登が終わり緩やかな道が続く様になり一息つけた。
再度両側は桧林が続いた先、
雑木林に変わると左手に大崩れが目立つ湯ヶ峰山頂部が見えている。
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大崩れが目立つ湯ヶ峰 |
その後もチラチラと見えるが、木に遮られすっきり見える場所は出て来ない。
只山頂部から右に尾根が降って大きな丸いコブが見えている。
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やっと緩やかになった |
自然林なったり桧林になったり |
あのコブに登って山頂に行く様だ、
自然林の明るい所に来たのでゆっくり休む。
今日は急登で少し汗を掻いたが、
日陰では寒いと思う気温でここは陽射しが有り暖か。
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休憩に良い明るい場所 |
右側のコブに登って行く |
この先叉急登が始まった、こちらの道は笹が茂り登り難い、結構深い所も有るが
足元の道はしっかり付いて、笹をかき分け確認しながら進んだ。
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笹が膝上くらいになった |
何箇所か見られた古い指標 |
ここにも「湯ヶ峰登山道」の指標が有るが、
手前も見られて以前は遊歩道とし整備されていたと思う。
笹は乾燥しているので濡れる事無く通過し、
その後林の中となり笹は低く気になら無くなった。
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コブに上がると笹は低くなる |
左側急に落ちている際に登山道 |
その先コブのピークに上がらず左の谷際に道が付いているが、
結構急に切れ落ちている所を通過する。
右手平坦な林が広がるようになり山の上で何故と思うほど平らだ、
道の左側平坦な所から急に切れ落ちて、やはり火山活動の名残と思うが?
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山の上と思えない平坦な場所が広がる |
湯之平の案内、これも下に落ちている |
「湯の平」と書かれた板が、杭から落ちて下に有った。
真っ直ぐは山頂への登りが待っているが、右に踏み跡が見られるので進む。
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湯の平(湯壷跡)の案内 |
湯壷跡と思えない単なる窪み |
直ぐ正面に柵が有り、「湯の平(湯壷跡)」と書かれた案内が有る所に来た、
その先を覗くが窪みが見られるだけで、
見た目は落葉で埋まり湯が沸いていた跡とは思え無い。
横には「湯ヶ峰ハイキングコース」と書かれた指標が立ち、
林道が続いている。
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湯壷跡から北方面へ真っ直ぐ林道が続く |
登山道を行くと枯葉が付いたシロモジが多い |
山頂から北方面に降った所と繋がっていると思うので、
帰りに歩いてみる事にしよう。
歩いてきた元の所に戻り尾根筋を登ると、低い笹の間を進むが時々土止めの階段が有る、
葉が枯れ茶色になったシロモジだと思う木が多く有り、林の中で落葉が遅いのか?
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平らな広場の「湯ヶ峰」山頂 |
三等三角点「小川(おがわ)」 |
小屋が見えてきて11時50分「湯ヶ峰」山頂に着いたが誰も居ない、小屋は「湯ヶ峰小屋・
小川会」となっているので、山仕事の小屋では無い様だが色が少し派手では!
三等三角点「小川」の有る山頂は小広場で、西面刈られ大きく眺望が広がっている。
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山頂から西面が開けるが今日は八尾山しか確認出来ず
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然し10月に登った八尾山が正面に見えているが、
その他の山は雲が掛かり残念ながら駄目だ。
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東側僅かに開けて寺田小屋山? |
反対側は開けて無い、ほんの一部木の間から見えているのは寺田小屋山か?
12時30分下山開始し登って来た反対の北に降って行くと、
右は桧林左は自然林となっている。
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「湯ヶ峰」山頂の小屋 |
北に下るとしっかりした道 |
明瞭な道を下ると少しで指標の立つ林道に下りた、山頂方面「湯ヶ峰ハイキングコース」、
右手南への林道方面は「湯壷跡」と有り、やはり湯壷跡で見た林道と繋がっていた。
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林道に下りた右が山頂への道、振返り撮る |
幅広い遊歩道に小屋掛が見えている |
北方面林道の先に左への道が付き先に小屋掛けが有る、
指標は無いがこの道が上の登山口からの道か?
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両側ススキの林道を南に進む |
両側ススキの穂が多い林道を南に進む、左側の東方面樹間に山が見えている。
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左の尖がり「寺田小屋山」から右端平坦な「白草山」 |
林道から少し山側へ上がるとすっきり見えたが、寺田小屋山~白草山の様子。
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中央左「高森山」、その右「箱岩山」と続いて平坦な「白草山」
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林道を作った時に出た土砂だと思うのが大きく山積の所を通り、
軽く下って行くと湯壷跡に来た。
右に直角に曲がり朝登って来た道に出て、
後は同じ道で迷う事無く14時40分車に戻る。
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湯ヶ峰・・下呂市内飛騨川右岸高台にて
(中央右手の尾根を登りコブ下を通過し山頂へ) |
地形図に掲載の林道が見当たら無い、
従って山渓「名古屋周辺の山200」の登山口とは違っている。
登山口から暫く道が怪しいが少し登ると明瞭になり迷う所は無いと思う、
最初の尾根はかなり急だが滑らず標高差は少なくゆっくり登れば良い。
山頂奥に少し降りると林道が来ていて気分が壊される、
山頂からは来た道を戻るのがお勧めか?
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本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
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出会った花: 無し |
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