271 | (ほうりんじ) 345m 祐向山 (ゆこうやま) 374m |
H20年12月1日
11時15分〜15時20分 岐阜県 本巣町 曇り時々晴れ |
”山口城址から 眺望が広がり のんびり出来る” | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
78号から157号に右折し、 道の駅「織部の里もとす」の手前「文殊の森」の案内により右折。 次々に案内指標が立ちそれに従い曲がって行くと、 「文殊の森」管理棟前の駐車場に着いた。 一角に「古田織部(ふるたおりべ)」生誕の地として、 織部の偉業が書かれた板が立っている。 横に「山口城主古田織部重然・祐向山城主斉藤道三・文殊の森登城道入口」 の案内図が有った。 「古田重然(ふるたしげなり)=戦国時代から江戸時代初期にかけての武将・大名で、 千利休と共に茶人「古田織部」として知られている」 先に「山口城址(三角点名;法林寺)」に登り、右回りで「祐向山」に歩く事にする。
管理棟の横トイレと東屋の左脇を通り舗装の小道を上がって行く、 左には「ササユリ」の看板が見られた。
車道に出て左に入ると直ぐチェーンで車止めがされている。 舗装の道を上がり大きく左にカーブし直ぐ、 鋭角に右に曲がり少しで車道から別れ左に道が付いていた。
車道は出来るだけ歩きたく無く、「どんぐりの小道」と案内された左に入ると車道方面が 「四季の森」とされ、どんぐりの小道で四季の森に行けるのは駐車場の案内板で確認済み。
両側自然林で紅葉が残り良い雰囲気だが土止め階段の登りが続くのが惜しい、 公園なので仕方無いのか!
ドウダンツツジが真っ赤に色づいている所を通過すると、 道はなだらかになり紅葉が美しい所に来た。
少しで登るので無く降り始め何処迄降ると思ったが、 直ぐ平坦になり尾根の末端に来て右に登って行く。 ずっと階段が続いて大変だ、途中紅葉が見られ苦しい登りの気分転換になった。
車道に出て横切り向かいの階段を登ると左山の道でなだらかになり、 このコブが四季の森だと思うがピークに上がらず続くと思ったら、分岐に来て指標は無い。
取り敢えずコブに行こうと、 左にUターン気味に入ると少しで東屋の立つ所に来た。 樹木で遮られ余り眺望は広がって無い、 奥に「四季の展望台」の案内が立ちここが展望台なのが?
そのまま進むと右から道が合流、先程の分岐を右に取ればここに来て四季の展望台をパスする、 直ぐ降り始め広場の様な場所に下りた、右にトイレが有り「山頂トイレ」の看板が有るがここが山頂?
ここ迄が舗装された車道で、 この先「バードウオッチング小屋」と案内が有る地道の作業道が続いている。 バードウオッチング小屋方面に入らず左に少し進むと、 「中ノ城跡・山口城跡」の指標が見られ登って行く、 ここも階段の道がずっと続き山口城址の立派な石柱を見て、急な階段をふうふう言いながら登った。
登り切ると展望台が有りベンチで男性が食事中、 ここが中ノ城跡で男性にきつい登りですねと言うと「東側からの方がもっと厳しい」と言われる。 確かに地形図でも、キャンプ場から「望郷の展望台」とされる341mコブに登る道は急だ。
展望台に上がると下に揖斐川が流れ正面養老山と右に霊仙山が見え、 霞んでいるが風情が有って良いか! 男性は地元の方で、当方はこれから山口城址に行き祐向山に回りますと言うと、 望郷の展望台から先は作業のテープが有り、 それに惑わされて迷ったという人が多いとの事。
幅広い道を軽く降り登りに入ると叉階段となる、 距離は無く「山口城址」と謂れが書かれた看板に来た。
城跡の様な平坦だが狭いので砦だったのでは? 振り返ると百々ヶ峰や金華山が見えている。
先に進むと1基のベンチが置かれ、大きく開けて気持ちが良い場所だ。
眺望は先程の中ノ城跡と同じ方面だが、 ベンチに腰掛けても眺望は広がっているので昼食とした。
奥に行くと四等三角点「法林寺」が有り、先に道は続いて降っていた。 この山は別名「権現山」とされる記述を見るが、 出所は何処からだろうか調べても出て来無いが? 右にも踏み跡が有るので、 こちらは方向的に祐向山方面に続いているのかと思い入って行く。 然し降下し始めると直ぐ踏み跡は不明瞭で、 コンパスで方向を見ると北に下り東へ向う様子は無い。 ここからは行けない様だ、 戻り入口の山口城址案内が有った所の、「望郷の展望台」指標の道を降って行く。 幅広い道が続きこの道も公園とし整備して作られた物だ、 元の道は見当たら無い。 前方の木の間にコブが見えている、望郷の展望台の341mPの様子。
途中の開けた所から、山並みの向こうに金華山と百々ヶ峰が見えていた。
なだらかで歩き易い道を進むと作業道が見えてきた、 ベンチを見て作業道を進むと左に道が上がっている。 指標は無いが作業道と別れて左に入る、 こちらも幅広く公園として整備された道だ。
直ぐ上が尾根のトップで時々開けた所が有り、覗くと薄いが道が付いているのが見え、 公園として整備する前は、この尾根道が登山道だった踏み跡だと思う。 右に明瞭な道が降りその先「望郷の展望台」の案内が立っている、 右の道は文殊峠経由駐車場への道。
ここはベンチが設置され休憩に良いが、展望台と言う程開けて無い、 左に金網で囲われた建物とアンテナが有り、 前方山口城址・来た方は文殊峠・駐車場の指標が有った。 建物の先には明瞭な道は見られ無い、 以前しっかりした山道が付いていたと思うが今は草に覆われている。
ベンチの横から奥に入って行く、 直ぐ分岐の様な所が有るが踏み跡の濃い左に進んだ。 地形図から右は尾根だが急降下し左は直ぐ尾根暗部に来るので、 間違っているか判断出来、踏み跡は薄くなるが簡単に拾え、 叉黄色の杭と地籍調査の頭部が赤い杭が続くので目安にすると良い。
軽くアップダウンしながら緩やかな道が続いている、 そろそろ右にカーブするポイントに来る筈だ。 平坦な少し広い所に来た、 左の尾根にテープが付いているのでここで間違えるのか?
右に曲がり緩やかに登ると右下に新しい林道が見えてきた、 未だ林道を作る必要が有るのか疑問。 浅いが空堀跡のような溝を通ると、 14時30分平坦で広い「祐向山」山頂に着いた。
林の中で眺望は得られ無い、 中央に三等三角点「城」が有るだけで点名の城の遺構は無い雑然とした場所。 明るい東南方面に進んだが、一部伐採されているものの眺望は殆ど得られず、 居心地も良く無いので少しで下山開始し望郷の展望台に戻り左に降って行く。
幅広い遊歩道が続き最初は階段だが、 左山で緩やかになると光が差し込む鮮やかな紅葉の道となる。 林道終点広場に降りて真っ直ぐ遊歩道を進むと、 叉も紅葉が美しい道となった。
右手に中ノ城跡と山口城址のコブを見ながら降って行くと、四辻に下りる。
ここが文殊峠で指標が立ち、 右は「中ノ城跡・四季の展望台」で真っ直ぐと左は「駐車場」となっていた。 どちらへと思ったが、ここから見て紅葉が美しそうな真っ直ぐに降って行く。
前方一部開け下の集落が見えている所や、 真っ赤な紅葉の所を通るとキャンプ場の横に出た。
橋を渡り15時20分車に戻る。 ⇒「祐向山の紅葉写真」 殆んどが公園遊歩道として整備され一般山歩き対象では無くなっている、又階段が多く年配者にはお勧め出来無い、特に左回りで登ると最初から急な階段が続き大変だ。 望郷の展望台から祐向山山頂迄は自然な道が続くが、 眺望も含めて楽しみは少なくお勧め度は低いと思う。
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出会った花: 無し |