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風越山 (木曽)
(かざこしやま)
1,699m
H20年11月5日
10時10分〜14時10分
長野県 上松町
晴れ
”御嶽山を中心の
 雄大な眺望は
   お勧め”
 快晴の天気予報が出ているので、 眺望が良いとされる上松町の「風越山」に向う。

 中央道中津川ICで下り19号を北上、 先日登った糸瀬山登山口の須原集落を過ぎ順調に走るが結構遠い。

 寝覚の床の看板が出て来ると、右手に「ねざめホテル」が見え右折した。

19号小野辺りから「風越山」
 ホテル前を通り突き当りを左折し、 寝覚郵便局の先狭い道を進むと三叉路に来て鋭角に右折。

 角に庚申塚(こうしんづか)が有り道は広くなり走り易い、 直ぐ分岐に来て右に吉野橋を渡る。

 直進アルプス山荘方面で、木曽駒ヶ岳登山道の上松Aコースに行く。

 橋を渡るとバス停と右に付近の案内図が見られる。

 その先集落に上がって行くと、 木曽古道の案内が立っているので指標通り左に曲がった。

 右手に山を見て道は北東に進む、一人の女性がザックを背負って歩いている。

鷹鳥屋登山口はしっかりした案内がある
 木曽古道を歩いている方の様だ、 道は突き当たり右の山側に進むも林道に入れ無い。

 2年前に登山口を確認しているが思い出せ無いので吉野橋迄戻る事にし、 橋に戻ってゆっくり地図を確認すると、木曽古道に入ってはいけない事が分かった。

 木曽古道の案内が有る所を直進すると、 分岐の林道吉野東野線の看板を見て左の道を取る。

 直ぐ林道に入り一本道で舗装状態の良い道が続き、 トイレの有る登山口手前道の膨らみに着いた。

 2年前はトイレは無く、 駐車すると木曽古道で会った女性が手前から林道に上がってみえた。

 準備し10時10分歩き始め、 女性が登山口で休まれていて話をすると風越山に登られるとの事。

 上松の駅から歩いて登られるとは凄い人だ、 名古屋からと言われるがかなりのベテラン登山者だと思われる。

 登山口の案内の所から一緒に登り始めたが、 登山口の写真を撮るのを忘れていたので一旦戻り登り返す。
自然林の林が続く 時々出てくる案内

 自然林の中明瞭な道が付き、多勢の方が登っている山だ。

 先行の女性は思った通り山のベテランの様で、スタスタと良いペースで前を登られ、写真を撮っていると離されて行く、 「山頂迄1km」の案内が立てられ、その後も指標は時々見られた。
下には黄葉したコアジサイが多い 一旦緩やかになると楓が両側に

 急登が続いているが黄葉のコアジサイが多く、上の樹木の黄葉と相まって黄金色の空間が楽しめている。

木の間に「御嶽山」、手前の山は「台ヶ峰」
 基本的にジグザグに道は着いているが、 ジグザグの幅は狭く叉殆ど直登の所も何箇所か出てきて厳しい登りだ。

 それでも先行の女性が見える範囲で、何とか付いて行く。

 少しなだらかな所に来ると両側カエデが黄葉し美しい、 座って休憩する。

 今日は登っていても汗は少し掻く程度、空気が乾燥し気持ちの良い陽気だ。

 少し進むと急登になり樹間に御嶽山が見え、 山頂部冠雪し白く見応えが有る。

 手前の台ヶ峰も立派な山容だ、この山も登られる様なので何時かは挑戦したい。

 カヤトに行けばすっきり見えるに違いないと思うと元気が出て、 相変わらず続く急登を行く。

 雑然とした所に来ると指標に「カヤト境」の案内が立ち、「林道へ30分風越山頂へ1時間」とされている。
「カヤト境」の案内 背丈位の高さのカヤトの中を進む

 ここからは牧場跡とされる通りで、 樹木の無いススキを中心のカヤトと呼ばれる原っぱとなった。

 ススキは背丈の高さに近いが、道はしっかり着いて隙間も有るので苦になら無い、少し登るとススキの背丈が低くなり眺望が開け、先行の女性が休んでいる。
大きく開けていて、特に御嶽山から乗鞍岳のラインが美しい

 ここは広く見渡せる素晴らしいポイントで、 御嶽山から乗鞍岳に美しいラインが描かれているのが見所。
乗鞍岳

 乗鞍岳の右に白い山が覗いている、山の形からは笠ヶ岳のようだが?
白い山は笠ヶ岳? 白い山は奥穂高岳と前穂高岳
御嶽山

 その右には穂高岳と尖った前穂が頭を出している、これは間違い無いと思う。

 女性がお先にどうぞと言われるので先行する、 急なカヤトの間を登ると少しずつ御嶽山は山に隠れていった。
左側自然林の横に付いたカヤトの中を行く カヤトの丘から左端の山が山頂

 左の林の際を登ると小さな広場に着いた、 東が開けて木曽谷の向こうに重なって南木曽岳と恵那山が見える。
木曽谷の向こうに「恵那山」、重なった手前「南木曽岳」

 手前直ぐは先日登った糸瀬山が立派な山容で近い、然し山頂部平坦でこんな尖ったイメージは無いが?
「糸瀬山」は立派な山容、 左奥の小さなピークは「安平路山」?

カヤトの丘から先はススキの穂が残る間を進む
 女性が登ってこられ前方を見て「山頂は奥の山でしょうか? だとすると未だ遠いが」と聞かれた。

 直ぐ近くの山だと思ったが地図を出して再確認し、 「いや近い左手の山ですよ」と答える。

 奥の山は三ノ沢岳に続く尾根の途中のコブだと思うが、 風越山の優しい形と違い険しい山容だ。

 写真を撮っていると女性は先行された、 この辺りからススキの穂先が残っている間を進み 「風越ノ頭」と呼ばれるピークに上がった。

 直ぐ先左に尾根が派生するが山頂方面の右に進む、 左は僅かな踏み跡が有るが指標は無い。

 左の尾根方向は見える範囲平坦で、山頂へは右に軽く下って行く。

 美しい林の様相になって来た、 落葉して明るい気持ちの良い場所となっている。
「風越の頭」の先は明るい林が広がる

 緩やかに登って行くと指標が立つが、指している左は道はかなり薄い。

 尾根が狭くなってきたがそれでも幅広く、 テープを追いながら進むが道はしっかり付いている。
自然林の尾根道を緩やかに登って行く 「敬神ノ滝」方面分岐指標

 指標が立ち左に「敬神ノ滝」方面に道が続いて、 ここから一登りで11時40分「風越山」山頂に着いた。
立派な山名標柱が立つ「風越山」山頂 山名標柱の横に二等三角点「風越(かざこし)」

 少し広くなっているが通過点のような感じで、 立派な山頂標柱の脇に二等三角点「風越」が有るだけだ。
「風越山」山頂は林の中、やっと穂高岳が見えた 標柱に付けられた「展望」の案内

 穂高岳が僅かに見えるが林の中で眺望は得られ無い、 山頂標柱に矢印の「展望5分」の板が付けて有る。

 先に進んで行く道はしっかり付いていて、少しで 「中央アルプス展望」と書かれた所に着いた。
展望所への道もしっかり付く 展望所の案内が立つ小さな広場

 左側近い中央アルプスが迫力ある景観で迫っていて素晴らしい。
左端「麦草岳」から右端「三ノ沢岳」迄一望出来る

 ここに女性もお見えになり、 あれが「宝剣岳」で右手直ぐ近くは「三ノ沢岳」ですねと話しかける。
「木曽前岳」から「宝剣岳」

 木曽駒ヶ岳の直ぐ左は「木曽前岳」で、 木曽前岳から「上松Aコース」の尾根が下っていた。

 木曽前岳の左側谷状の個所が激しい崩落が見られ、その左は「麦草岳」の様子。
「三ノ沢岳」

 女性は寒いと言って戻られたが、 然しそんなに寒く無いので寝転んでゆっくり景観を楽しむ。

「風越ノ頭」手前の明るい林を通り帰って行
 随分ゆっくりし昼食は御嶽山を見ながら取ろうと戻る事にする。

 明るい林を見て軽く登り右手尾根に、 風越ノ頭の展望が得られる所は無いかと入ってみたが駄目だった。

 戻りカヤトの丘を通過し、その下の一番眺望が広がっている所で食事を取る。

 気温も丁度良い感じで、もう一度ゆっくり御嶽山を楽しんだ。

 帰りの急降下は大変だ、何時も下山はのんびり出来るがこの山は全く違う。

 滑らない様注意しながらで結構疲れる、 救いは日射しの加減で黄葉が一段と美しく染まりながら下った。

 14時10分車に戻り風越山「敬神の滝コース」を見に行ったが、 砂防工事中で本来の登山口には入れ無い。
オオイタヤメイゲツの黄葉 黄色に染まりながら下山

 駒ケ岳信仰の碑が林立する向かいの大きな駐車場に、迂回路の案内が書かれていた。

 奥に大きく回り込み林の中を砂防公園迄車で行くと、 そこにチェーンが有り車止めとなっている。

 木曽駒ヶ岳上松Aコース登山口で登山届け箱が有るが、 実際の登山口迄林道歩きが長く行かず戻った。

  *拡大写真⇒  御嶽山  中央アルプス  宝剣岳  三ノ沢岳  風越山の黄葉

 急登が続くがカヤトからの眺望は雄大で、 山頂奥からの中央アルプスは迫力有り両方共必見だと思う。

 カヤト原の道は明瞭で問題無い、叉この時期は枯れているので苦にならない。



本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
出会った花:  無し


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