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碁盤石山
(ごばんいしさん)
1,189m
H20年4月22日
11時〜14時05分
愛知県 設楽町
晴れ時々曇り
”見所は出て来る
 然し公園で有り 
 自然感が少ない”
 「天狗棚・1200高地」に登った時、 天狗棚展望台から形の良い碁盤石山が見え登りたくなった。

 山渓の「名古屋周辺の山」に掲載の、南の「東納庫(ひがしなぐら)登山口」の道で登る事にする。

透き通っている川へは橋の手前から下りられる
道路沿いの登山口
 岩村から257号で稲武を通り、 「道の駅アグリステーションなぐら」を見て南下。

 集落に入り笹暮峠(ささぐれとうげ)に左折しなければと思いながら進むと、 ここかなと思う所が狭い道で通り過ぎた。

 何処かでUターンし戻ろうと進んでいると、 左側「碁盤石山登山口」の指標が立っている。

 左折し入ると田園の中に、真っ直ぐ東に道が伸びて走り易い道だ。

 指標が立ち左へ案内が有り進むと、突き当たり右への指標が有る。

 右折し進むと川沿いに山に入るがこれが本来の笹暮峠に行く道、道路際に民家が多く安全を考え離れた田園の中の道を案内するのだと思う。

 杉林が続く道を進むと左側に登山口の案内が立ち、 少し先に駐車出来て11時歩き始めた。

 立派な「碁盤石山東納庫登山口・胸突き坂20分」の案内を見て山に入って行く。
山の指標は無い 幅は狭いが舗装された良い道
登山口の指標 杉林の中階段状の道

 この看板は天狗棚でも見られたが、「天竜三河国定公園」内に立てられている案内の様だ、杉林の中土留め階段が続いている道を行くと、偽木で作られたアーチ橋が有る。

 山の中にはそぐわないと思うが、植林内の湿気た所は木では早くに傷んでしまうので、コンクリート製の橋も止むを得ないのか、少し行くと叉も同じ橋が見られた。
山の指標は無い 幅は狭いが舗装された良い道
偽木のアーチ橋 伐採され明るくなった

 右側開けて明るい道と変わったが相変わらず土留め階段は続き、公園内なので「歩行中禁煙」の看板が有り、その他色々な看板が出て来て賑やか。
山の指標は無い 幅は狭いが舗装された良い道
公園のせいか色んな看板が見られる 延々と急な階段が続く胸突き坂

 尾根状の所に上がると右に曲がり、 「胸突き坂」の案内が立っていて急な土留め階段が登っている。

 階段上部に来ると雑木林と変わり、下には笹が茂っている所を通過した。
山の指標は無い 幅は狭いが舗装された良い道
胸突き坂上部は自然林で下部に笹 喫煙所はブルーのベンチ

 登り切ると「喫煙所」の看板と、街中で見るブルーのベンチが幾つも有り山にどうかと思う、その先直ぐの登山道脇に同じベンチが三脚置かれている。
山の指標は無い 幅は狭いが舗装された良い道
喫煙所の直ぐ先には道の両側にベンチ 綺麗な舗装の道に出た

 なだらかに進むと舗装の立派な道路に出た、 向かいに道は続くが道路の左はバリケードで通行止め。

 山に入ると右手奥に大きな送電鉄塔が立ち、 左手には鷹のオブジェが置かれ奥に巨石が見えている。
山の指標は無い 幅は狭いが舗装された良い道
七尋岩の入口に有る彫り物のオブジェ 滑らかな大岩の「七尋岩」(七尋=約12、6m)

 防火用のドラム缶の間を通り入ると、表面滑らかな巨大な岩が寝そべった感じで有る、この「七尋岩(ななひろいわ)」と呼ばれる岩は、大き過ぎ全体はカメラに入り切ら無い。
山の指標は無い 幅は狭いが舗装された良い道
両側二次林が広がる 笹が少し高くなるが歩くのに問題ない

 幅広い遊歩道が続きなだらかになっても土留め階段が作られている、笹の間の少し登りなり11時45分大岩が点在する「天狗の庭」に着いた。
山の指標は無い 幅は狭いが舗装された良い道
「天狗の庭」は大岩がゴロゴロ 「碁盤石」には説明板が立っている

 南側大きく広がるが完全に霞んで、 目の前のなだらかな山は「仏庫裡(ぶくり)1,072m」か?
「仏庫裡」1,072mか?

 その左に見えている面白い形の山はガイドブックによると、 「平山明神山」と「明神山」の様だ。
平山明神山・明神山方面

 「天狗が引っくり返した」と言う伝説の碁盤石には説明書きが立ち、又ロープが張られ植物を取らないでと注意書きが有るが、笹が繁茂し花は咲くのか?

 少し進むと「富士見岩」の案内が有り右に入って行く、少しで一つの大岩が有る開けた所に来た。
富士見岩は大きく眺望が広がる

 大きく広がり条件が良ければ富士山が見えるようだ、 特に大岩の上に立つと一段と見晴らしがと良い。

 戻り雑木林の中を登って行くと広い所が有り、何か建っていた様だが草が茂り痕跡は見え無かった、アセビが茂った暗い林の中を通ると丁度花が咲いて、クマバチがブーンと羽音を立てて騒がしい。
幅は狭いが舗装の良い道
平坦な道 コブに上がるとベンチが有り広場となっている

 林を通り抜けコブに来るとベンチが有り看板が有るが消され読み難い、「山頂・・」と書いて有る?

 ここもかなり広いので何か建っていた跡の様だ、左に曲がり降って行く。
山の指標は無い 幅は狭いが舗装された良い道
コブから下りに掛かると山頂が見えてきた 右手には天狗棚も見えている

 林の奥にピークが見え「碁盤石山」山頂の様で、その右手に天狗棚も見えている、この辺りなかなか良い林が続き芽吹いて無いのが惜しい、新緑は見応えが有りそうだ。
山の指標は無い 幅は狭いが舗装された良い道
降るとブナが多くなってきた 山頂への登り

 降ってブナが多くなったら、叉もブルーのベンチが幾つも置かれている。

 水場の指標を見て登りに入ると、 少しの急登で12時10分小さな広場の「碁盤石山」山頂に着いた。
山の指標は無い 幅は狭いが舗装された良い道
「碁盤石山」山頂 二等三角点「木戸ヶ洞(きどがほら)」

 中央に二等三角点「木戸ヶ洞」の有る山頂は林の中で眺望は無いが、 僅かに茶臼山が見えている。
山頂から「茶臼山」と左「萩太郎山」

 昼食を取り12時40分北の木戸洞峠方面に行くと、 桧林の急な降りが続き帰りの登り返しが辛そう。
山の指標は無い 幅は狭いが舗装された良い道
木戸洞峠方面も良く整備された道 木戸洞峠迄急降下が続く

 ここも階段状の道が続き、結局「木戸洞峠(きどぼらとうげ)」に着く迄急な降りだった。

 峠は指標が有り四辻となっていて右には明瞭な道が降っている、 左の薄い道は案内は無い。
山の指標は無い 幅は狭いが舗装された良い道
四辻の木戸洞峠 木戸洞峠からはなだらか道

 真っ直ぐ茶臼山道路方面に進む、 少し登り平坦な降り気味の道となり車の音が聞こえてきた。
山の指標は無い 幅は狭いが舗装された良い道
茶臼山道路に降りると広場 茶臼山道路から右に案内指標が見られる

 12時55分道路が見える広場に降りた、道路に出るとここに「碁盤石山」の指標が立ち駐車が十分出来る広場となっているが、こちらから登ると簡単に山頂に立てるが山歩きの面白味見は無い。
戻る途中から見える「碁盤石山」山頂

 直ぐ戻るが林越に山頂が見え登り返しが厳しそう、ふーふー言いながら13時15分山頂に戻る。
帰りはブナ林が美しくなっていた

 光の関係で美しくなったブナ林を通り、 13時40分天狗の庭に14時05分車に戻った。
胸突き坂を下って戻る

 帰りは西納庫の茶臼山高原道路入り口に行き、無料になった道路を茶臼山迄ドライブを楽しむが、霞んでいて眺望は期待出来無いので茶臼山には登らず帰る。
碁盤石山・・・天狗棚展望台にて

 下山後笹暮峠方面に走り林道に入ると良い道で、通行止め手前に4〜5台駐車スペースが有り、これを利用すれば胸突坂の急登が省け楽に登れるし、駐車も困らない。

 山頂から奥に下り茶臼山高原道路迄行ったが、見所は無くお勧め出来ないと思う。



国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
   出会った花: ・ミツバツツジ ・タチツボスミレ ・シハイスミレ


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