244 | (ふたつもりやま) 1,223m |
H20年3月22日 10時05分〜12時05分 岐阜県 中津川市 晴れ |
眺望は素晴らしく 御嶽山~恵那山迄” | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ガイドブック「岐阜の山旅100」の中で、東濃地区では「焼山」と「城ヶ根山」が未だ登って無い、焼山はガイドブックに笹藪が切り開かれたとされるが、今は藪状態に戻っている様で登る気がしない。 城ヶ根山に行こうと中央道を走って行くと、 恵那辺りから中央アルプスや御嶽山が綺麗に見えて来た。
二ツ森山は以前切越峠から登ったが、 二ツ森林道方面が整備され山頂迄遊歩道が作られたとされ、見てみたいので丁度良い。 中津川ICで下り257号福岡を通り馬場信号左折、 付知川を渡り右折し切越峠を目指す。 70号をクネクネと峠迄長い道を登って行き、峠手前で二ツ森林道に左折する。 舗装された状態の良い林道だが日陰には雪が残っていて、 スリップが怖くゆっくり走った。 左手広場に遊具が有る所を過ぎ分岐に来て、二ツ森林道と分かれ右にUターン気味に進む、左に遊歩道入口の案内を見送ると立派な休憩舎が建ち駐車場が完備している所に着く。 10時05分歩き始めると案内看板が有り、「二ツ森フォレストパーク」とされ、案内図はここから「氷餅の池」を通り西森山頂(二ツ森山山頂)に行ける様に書かれている。 図には東森山頂へ道は書いて無いが、手前の所に「東森遊歩道山頂小屋まで650m」の案内が有った。
そちらから入り東森山頂(東峰)経由で登ろうと戻って行くが、距離は僅かで登り口に着く。 指標から檜の人口林の中に入ると直ぐ階段状の道が続いて、 途中なだらかになると階段は少なくなった。
然し再び階段状の急登を一歩一歩登ると、屋根がアーチ形の洒落た展望台が見え、10時30分展望台に着くと小屋は小さいが新しくて気持ちが良い、それに雄大な眺望が広がっている。
左端に「御嶽山」離れて「中央アルプス」・「南アルプス」、そして右端は「恵那山」迄が見えていた。
山頂よりここの方が広範囲に見渡せる、 今日は土曜日だが他に登山者は無くゆっくり眺望を楽しむ。 展望台から出て少し出っ張りに立つと一段とすっきり見える、 その為か木も伐採されていた。
尾根道を降って行くと自然林の良い林が続き、 暗部に来るとベンチが有り大きな指標が立っている。 先程の所は「東森遊歩道山頂小屋まで200m」、 山頂方面は「山頂まで200m」と書かれ丁度中間だ、それにしても大きな看板で もう少し自然の景観に配慮した物にして欲しいのだが!
木の根が張り出した道で、山頂手前は結構急な登りが続く。 11時40分二等三角点「二ツ森(ふたつもり)」の有る山頂に着くと、 男女計5人グループが休んでいた。
グループの一人が皆さん動こうとしないからと言われ、 今日は暖かく眺望も良いのでのんびり寛げる。
東峰経由林道を歩いて切越峠に戻られると先に下山して行かれ、ここは前回来た時に眺望が得られているので新鮮味は無く、少しで戻る事にした。 急降下して暗部のベンチの所を左に降る、こちらも幅広い遊歩道が作られている。
福岡町指定史跡「氷餅の池」の標柱に来ると、 説明看板も有り一帯に随分手が加えられ公園となっていた。 「氷餅の池」由来: 「享保8年(1723)苗木藩六代領主「遠山友将(とおやまともまさ)」は、氷餅の製造場所を苗木高峰山から福岡二ツ森山頂に移転を命じました。山道作り、小屋かけ、井戸掘りと近郷の百姓204人が二日間で完成したと伝えられています。尚氷餅とは、寒冷期に池の水を利用し餅を凍らせ、乾燥して粉状にした物で兵糧備蓄等に使われた保存食。 ・・・・・”中津川市 公式ウエブサイト”による 然し「二ツ森フォレストパーク」として公園化した為、 余りに自然感が失われているのが残念だ。
橋を渡って降ると休憩舎が見えてきて、12時05分車に戻る。 二ツ森林道奥に入りフォレストパークから簡単に山頂に立てるが、 登山道が自然で無い。 やはり切越峠から山頂を踏み、 東峰迄足を延ばして同じ道を戻るのが山歩きとしては良いと思う。
出会った花: 無し
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