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城ヶ峰 (しろがみね)288m 石谷 (点名) (いしがや)255m |
H20年2月7日 10時10分〜14時15分 岐阜県 岐阜市 晴れ |
”標高は低い山だが 周回は距離も有り 眺望と共に楽しめる” | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
如来ヶ岳と同じ道で岐阜市民公園に行き、 南下し道なりに右に曲がると常磐トンネルを潜った。 トンネルを出て直ぐ右に集落へ道が有り、 分岐に公園と倉庫の横に3台程の駐車スペース有る。 直ぐ先の常国寺が登山口で2台止っているが、登山者が居るのだろうか? 西の端迄縦走の予定で、 下山後車道を延々と歩かなくて良いように西に走り駐車する所を捜す。 日吉神社の石柱が立っている所に道の膨らみが有り、2台程度止められる。 未だ下山予定場所より登山口に少し近いが、まあ良いかとここに駐車した。
10時10分歩き始めると、 柿畑が多い集落の中の道なので車も通らずのんびり歩いてい行く。 常国寺に来て参道に入り本堂右手に進むと、 コンクリートの石段となり墓地に来た。
お墓の右手に道が続いて送電鉄塔の指標を見送り、 真っ直ぐ入って行くと落ち葉が一杯の山道となる。
最初は緩やかな登りで徐々に急になってきた、 自然林で気持ちが良い道をジグザグに登って行く。 少しずつ眺望が広がりこの山は平野の突き当たりなので、 濃尾平野から名古屋方面迄見える。
一部コシダが生えていたが大部分は下草の無い道が続き、 叉鉄塔巡視路のプラ階段も見られた。
池田山の上に伊吹山が覗いていて、右端には小津権現山が格好良い。
左手にはこれから歩く石谷方面の山波が見えている。
緩やかになり少しで送電鉄塔に着いた、 単独の男性が休んでいるここは南面開けて休憩に適した場所だ。
誰も登って無いマイナーな山だと思って来たが、先に二人が歩かれ それに私が現れたのでびっくりしたと言われた。 この山も如来ヶ岳と同じで、 「岐阜の山旅100コース」に掲載され登る人は多いと思う。 先行の二人は如来ヶ岳に登ってきて、今日二山目だそうで早い。 先の二人もこの方達も、「石谷」迄行って同じ道を戻られる予定との事。 一緒に山頂に向う、 尾根の緩やかな道を行くと右手に清水団地の道が来ていて指標が見られる。 左の道を進みコブを登り降って登り返すと、 11時5分広場の「城ヶ峰(しろがみね)」山頂に着いた。
少し読み難くなった山名板が木に架かる山頂は広く、 南面切り開かれ眺望が得られ丸太のベンチ迄有る。 ここは「城田寺城(きだいじじょう)=上城田寺城」が有ったの説が残るが、 遺構は全く見られ無い。
ガイドブックでは鉄塔から藪を漕いで行き、 山頂は樹木が茂り展望は無いと書かれていたが変わっている。
石谷に向うがここからも明瞭な道が続き、 コンクリートの社の先少しで急に降る様になった。
丸い基準点を見て登り返し結構距離が有ると思いながら進んで行くと、 少し木が被さり気味になる所が有るが未だ明瞭な道が続いている。 少し開けて舟伏山が見えている、その左の真っ白なピークの山の名前?
右の方には高賀山・瓢ヶ岳の山々も望め、 写真を撮っている間に本巣の男性は見え無くなる。 テレビアンテナを見て少しで、12時15分林の中の石谷に着いた。
大垣市最高峰「愛宕山」は知りませんかと聞かれたが、 初めて聞く名前だった。 (調べると池田温泉南の四等三角点「円興寺263.77m」の有る山の様だ、 只し現在は上石津も大垣市の為最高峰で無いと思う) お二人は車道を歩くのが嫌いだからと、城ヶ峰方面に戻って行かれた。 昼食を取り本巣の男性もこのまま降ると言われるので、 一緒に12時50分下山開始する。 指標は何も無いが、来た道を戻る感じの左方向に降って行く。 道は整備された様で幅広い良い道が続き、 ガイドブックの「踏み跡程度も乏しく・・」とは違っている。
登山道に岩が少し出てきたと思ったら、 左側木が伐採されて大きく眺望が広がっている所に来た。
入ると大岩が有り今日登って来た最初の送電鉄塔から続く山並みが、 ずっとこちらまで見え素晴らしい。
金華山からぐるり名古屋のタワーも見渡せ、 本巣の男性もここで昼食とすれば良かったと言われた。
この先も良い道が続き、気分ち良く降って行くと道路が見えて来る。
山が切り開かれた所に出てコンクリートの階段を降り、 13時30分上城田寺の道路に出た。
車が多い車道を戻って行くと林道が有り、 突き当たりに看板が見えている。 公園の看板かと思って入って行くと「15の古墳が確認されている、 上城古墳保存会」と書いて有った。 (正式には「上城田寺第4古墳群(かみきだいじだいよんこふんぐん)」 とされている)
徒歩10分となっているので見に入って行く、ここで本巣の男性と別れる。 入口チェーンの有る林道を行くが古墳らしい物は一向に見えて来ない、 左上に大きな岩盤が見えてきた。
少し先の林道終点工事中の手前右下に、 かなり荒れているが整備した斜面が有った。 階段も付いているので降りると、 何号古墳と札が立てられた所が横穴式石室が散在している。 然し殆どが石が転がっている状態で一見で古墳と見え無い、 下に回り込むと2号古墳の立て札の箇所はきちんと石組みが残っていた。 11基が保存されているとなっているが、 2号古墳以外は埋まっているか荒れた状態。 下に柵がされているが一箇所空いていて道が見え、 降りられそうなので竹林の中に入って行く。 道は荒れているが少しで柿畑に来て、 民家の間を通り車の通る1本北の駐車した道に出る。 左に進んで14時15分車に戻った。
城ヶ峰から先はガイドブックに藪状態と有るが、 今は道もしっかり付き石谷からの下山道も整備して有る。 充実感が違うし最後の所に大岩の展望所が整備されたので、周回しないと この山の良さは半減、先に下山地点近くに駐車し常国寺迄歩けば、 車が殆ど通ら無い集落の中の道で余り苦になら無いと思う。 山は大部分雑木林で好感が持てる、 特に石谷からの下山道は距離は短いが歩いて楽しい道だ。
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出会った花: 無し |