234 | 494m |
H20年1月26日
9時30分〜14時10分 岐阜県 山県市 晴れ |
”前半眺望が有り 楽しめるが 山頂付近林の中” | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
この山は「岐阜の山旅100コース」に掲載され、 ルートファインディングの練習向けと書かれている。 登山口の伊自良湖は、 釜ヶ谷山に登った時に行って場所は分かっている。 東海北陸自動車道関ICで下り、79号の子供の頃に渡し船に乗った長良川を千疋大橋で通過。 武儀川を越え太郎丸に来て、256号手前コンビニの信号で右折する。 新しい道で山県農協信号を直進、256号を渡り山県市役所の前を通り伊自良四日市の信号で右折、ここにコンビニが有り伊自良湖の案内も見られた。 北に進むと立派な釜ヶ谷山が見えてきて、高洞はその右手の山だと思う。
登山口は伊自良湖の左岸の為、 何処で右折かと思いながら走っている間に湖が見えてきた。 地図では湖を周る道が付いているので、 釣り船が何艘も出ている湖を見ながら進むとゲートは無く左岸に回り込む。 狭いが舗装の良い道をクネクネと曲がり、 東屋と駐車場の有る園地を過ぎ堰堤に来た。 直ぐ先の法面に狭い急な階段が有り、鉄塔巡視路の黄色い指標が見られる。 ここが登山口で堰堤入口のスペースに駐車、 2台止められるが堰堤は鎖で車両が進入出来無い。 少し寒いくらいだが特に防寒衣を着なくても大丈夫だ、 9時30分歩き始めた。 ネットフェンスが付いた狭い階段を登ると直ぐ赤い鳥居を潜る、 鳥居には何も書かれて無い。
小さな社が岩の上に鎮座している、この社の鳥居なのだろうか? ザレた斜面を急登一気で60番鉄塔に来て、 幅広いしっかりした尾根道を緩やかに降り叉登って行く。
急登少しで59番鉄塔を通過した、 左にどっしりした釜ヶ谷山が見えている。
高洞はと地形図を出してみる、直ぐ左に見えている格好良い三角のコブは標高点531m一つ手前のコブで、右端に見えている冴え無いコブが高洞だと思う。
ジグザグの尾根道が続き、 登山道を少し戻った所に立つ58番鉄塔に入るも目立つ眺望は無かった。
「愛宕権現」と彫られた石碑を見て次の57番鉄塔に来ると、 一段と開けてきて見渡す事が出来る。
北側は釜ヶ谷山、右に531m手前コブから高洞への尾根、 その右これから向かう送電鉄塔が続く。
南面を見ると百々ヶ峰と金華山が見え、両方の山が少し離れているのが新鮮で、少し上で北側に入ると伊自良湖も見えている。
叉も緩やかに降って急登すると大岩に来て、岩を過ぎ振り返ると大岩が二つより添い、仲の良い夫婦岩又は親子岩と呼ぶのが良いのでは! 釜ヶ谷山は531m手前コブの直ぐ横に見える様になり、尾根を外れなだらかな道を右山で進むと、ザレタ所を通過するが歩行に問題は無かった。
55番鉄塔を過ぎた辺りから猪が掘った跡が目立つ、然しザックに付けている鈴は登りでは余り鳴ら無いが、猪は夜行性なので遭遇する心配は余り無いとは思う。 №54・55指標の有る分岐に来て、 右54鉄塔だが木にテープが付いている山頂方面の左に入った。
尾根に来ると右に踏み跡が見られ、 登れば今巻いているコブに上がれそう。 山頂方面への水平道は少し注意して見る必要が有るが、 直ぐ見付かった。 急な右山斜面で谷を通過するが、 ザレている所に頼り無い狭い道で更に雪も付いている。 雪は僅かで滑りは無いが、 足を下ろす場所が良いのかが分かり難いので慎重に進んだ。 急な斜面が続く中の岩を通過すると、 イワウチワの葉が見られ葉が小さく花が咲くのか? 尾根に上がると、右のコブへも踏み跡が付いて登れそうな様子だ。 途中から見えていた54鉄塔は、 南側開けていると思うので帰りこのコブを超えて行ってみよう。
尾根道は叉歩き易くなるが、左右とも樹間に山が見え隠れしているだけですっきりと見えず、左側少し開けて伊吹山が見えたが、雲が有り今日は駄目だ。 黄色い杭が見られる平坦な道を暫く行くと高洞への登りとなった、 上を見るとかなり急な斜面。
ガイドブックに右山で巻いて行くと有り、 左側を見ると道が有るしテープも付き進む。 尾根に上がる手前不明瞭となるが僅かの急登で上がり右に進むと、 11時丁度「高洞」山頂に着いた。
埋まった三等三角点「高洞(たかぼら)」の有る山頂は、 木に囲まれ眺望は無く風が吹き抜け寒い。 (点の記にルビが打たれて無いが読みは「たかぼら」で良いと思う)
少し木の間から西方面の山が見えるが舟伏山だろうか? 誰も居ない山頂は寒々とし、登る時見えていた標高点531mP方面の尾根は、 楽に歩けそうに見えている。 未だ時間も早く、 眺望が得られる所が有るかもしれないので先に進んでみよう。 地形図は中間コブに北に派生する尾根が有るが、他は急に降る尾根で迷う事は無さそう、一応コンパスをセット11時10分西方面に降ると、 杉林で下草の無い歩き易い道が続く。 軽くアップダウンしながら最初のコブに登ると、少し雪が付いている。 北に派生している尾根を見ながら、帰り間違え無いよう頭にインプット、時々テープや黄色い杭も見られる尾根道は、変わらず緩やかなアップダウンが続いた。
倒れかけている鳥獣保護区の看板を見て進むが、 ずっと眺望は全く得られ無い。 二つ目の顕著なコブに来たらかなり急だが危険な所は無く、 登り切ると岩がゴロゴロしている。
コブの道は明瞭で無いが迷う所は無く適当に下れば良い、 自然林となり尾根道に少し低木が出てきた。
真っ直ぐ登ろうと思ったが、右に薄い道が付いているので入って行く。 回りこみ北に派生の尾根の所へ行くと、 先程の所より少し楽に登れそうだった。 左の高みへ登って行くと、少しの登りで11時45分531P手前コブコブに上がる。 やはり檜林の中で全く眺望は得られず、 中央に頭部が欠けた黄色い杭が有り結構広々しているが見所は無い。 暗くて寒いので立ったまま水分を補給し、11時55分戻る事にした。 来た道で12時25分高洞に戻るが寒い、 54鉄塔は南面に立ち暖かそうでそこで昼食を取ろう。 下って尾根道を進み、コブの手前右に来た道を見送り真っ直ぐ登って行く。
道は有るような無いような感じだが下草は無くあっさりコブに上がった。
下りにかかると低木が密集し歩き難くなる、 掻き分けて適当に下ると直ぐ送電鉄塔が見えてきたので間違い無かった。 藪状態は僅かの間で送電鉄塔が見えて来る、 万一送電鉄塔が見えて来ない時は戻って方向を確認すると良い。 12時50分鉄塔広場に着くと、 暖かく叉ススキが刈られ昼食場所に適した場所だ。 雲が掛かった伊吹山を見ながら今日初めてゆっくりする、 一段高い所も刈られ上ると中央アルプス、その右には恵那山が見えている。 今日は冬型の気圧配置が強まっているので北から西は駄目だが、 南から東は良い様だ。
13時30分下山開始、鉄塔巡視路を下り№54・55の指標の分岐に戻る。
後は登って来た道を降り14時10分車に戻った。 送電鉄塔から別れて右山のトラバース道は、荒れているし一部急斜面で狭くなる、今日の様に雪付きや濡れている時は注意が必要だが、道はテープも付いて迷う事は無いと思う。 一箇所尾根に出てUターン気味に右へ曲がる所が少し見付け難い。 ここで尾根を左に降らなければ問題無い、山頂に行く道は降らなくて水平道、少し藪ごぎが有るが54・55指標の分岐を右に取り、54鉄塔からコブに登る方が分かり易いかも。 戻った最後のコブの北に標高点531が有りその北に送電線が走り、北に尾根を進めば鉄塔巡視路で 伊自良湖の上部に降れ、周回コースが取れそうだが?
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出会った花: 無し |