212 | 794m 「大草ルート」
H19年7月31日 |
11時20分〜14時50分 岐阜県 瑞浪市 晴れ
”大草ルートは | 南北共良い道で 手軽に楽しめる” | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
遅れていたが梅雨明けとなった様で天気は心配無い、
それに少し涼しい感じがする。
大草登山口は最初に屏風山に登った時、 南ルートで下山したので様子は覚えている。 土岐で66号に入り道の駅「どんぶり会館」を見て走る、 道は車や信号も少なく走り易い。 前回登った百曲がりルート入り口の案内の先、 橋を跨いだ直ぐに「屏風山登山口大草コース」の案内が見られる。 入ると右手に大草バス停を見て進む、 道は狭くなり大丈夫かと心配になるが奥に行く。 民家が途切れ直ぐ行き止まりで車止めと水道施設が有り、この手前が屏風山大草登山口で、右の沢へ降りる方が南ルート。 北ルートは左の山に入る、 入口に「屏風山」の指標と手書きで「北道・三角点へ50分」と有る。
細い道を登って行くがこの道は鉄塔巡視路で、 少しで人工林の間を行くが歩き易い良い道だ。
草付きの林道に出た、 少し先に指標が見え林道から離れ山に入るがこの指標は草で隠れ気味。
溝状の道になり隣の「大草南」や「百曲がり」コースと、 同じ感じでふかふかの足に優しい道。 松が多い平坦な細い道を過ぎ送電鉄塔が見えてきて、 道から離れ左に入ると№109鉄塔に着いた。
少し見晴らしは利くが何処が見えているのか霞んで良く分から無い、奥に進むと元の道に合流し登って行くと、尾根の結構急な登りが続き風も余り無く暑い。
分岐に来たが左は送電鉄塔№108への道で、 巡視路の指標が有るので間違える事は無さそう。 右に取り変わらず尾根を登って行くと、 緩やかになり自然林の良い道が続き笹が出てきた。
歩き易いし少し変化も有りなかなか良い道だ、 案内が立ち左から仲ヶ平ルートが合流。
少し行くと左手が開け入ると、笠置山と二ツ森山が並んでいるが御嶽山は雲の中、澄んでいればゆっくりしたい場所だが、下は斜面が崩れ余り乗り出すと危ない。 一旦降ると涼しい風が吹き上げ、 急な階段を登った先三叉路に「北屏風山」の看板が木に掛けて有る。
「屏風山山頂」の指標も有り、一旦降り登り返して直ぐ「屏風山」山頂に着いた。 一等三角点「屏風山(びょうぶやま)」の有る山頂は単独男性が食事をされる所で、豊田からとの事。 (山名の読み地元は「びょうぶざん」とされるが、点の記は「びょうぶやま」とルビ) 「遠くの山迄」と言うと、「高速で来れば近いですよ」と言われる。
5人の女性が登って見え賑やかになった、 お聞きすると「可児歩こう会」と言われる。 「ご存知ですか?」と言われたが、 地元にそのような会が有る事は知ら無かった。 時々山歩きのサークルを紹介して欲しいとメールを頂く、 今度この会を連絡しよう。 記帳ノートに単独の男性が「チョビ」と書かれ、 相互リンク頂く「鄙家」さんの様だ。 「HPを開いてみえる方ですね」と問いかけると、 「そうです」と答えられ出会いにびっくり! 昼食を取り始めると、鄙家さんは先に湿原に行かれた。 可児歩こう会の皆さんから冷たいトマトや飴やアラレを頂き有難う御座いました、 メンバーの中に80歳を越えた方がおみえになるとの事。 皆さん「目標ですよ」と言われていたが、 その通りで元気で何時迄も山歩きがしたいもの!
可児歩こう会の方々は先に湿原に行かれ一人となって少しで湿原へ向かう、途中可児歩こう会さんを抜かさせて頂き、下山の大草南ルートを見て馬の背山を湿原に直進した。 寿老の滝からの道に合流Uターン気味に右に入る、ここも指標が立っている。
ノカンゾウが咲き残っているが、色も褪せていて前回程美しくは無い。 遠いが白い花が咲いているサギソウの様だ、別の場所でやっと写真を撮った。 今日は一人だが二人なら、 ぴったり寄り添える小さなベンチに腰掛けてゆっくりする。 可児歩こう会の皆さんが居て、 小さな白い花が咲いていると話しをされているので見るとモウセンゴケの花だ。 小さくて場所も写真が撮れる状態では無い、 それに日差しが有り白花は色が飛んでしまう。 土岐の「陶史の森」は花を横から撮れる位置に咲いていて、 撮ったのでカメラを向けなかった。 5人の方が帰られてからも暫くぼんやりしていた、 ここに来る度にのんびりさせて貰っている。
湿地を北に進み百曲りルートからの湿地ルートと合流し、 右に取ると笹が伸びて道を塞いでいた。 然し背丈1m程で余り苦にならず、 黒の田山からの道を合わせ馬の背山に登り返す。
下山は大草南ルートを降りる、やはり歩き易い道でどんどん降ると送電鉄塔に来たが、樹木に囲まれ寄らず谷に下り、堰堤の前を滑り易い木の橋で渡り登山口に戻った。
その後寿老の滝のトイレ横に有る北側の林道を入り、登山口の確認に行く。 車は滝駐車場に止め入り口に「小滝遊歩道」と書かれた林道を入る、結構長く道は車が入れる状態で、こんな事なら車で入ったら良かったと思いながら歩いて行く。 屏風山への登山口は見当たらず、林道から分かれ右に入る小道が有る。
沢沿いの道になり沢を渡ったりして緩やかに降るが、 道は流されて無い所も有った。 その先完全に道は無くなり先は急な崖の様だ、 強引に渡ると右手に道が続いている。 少し降ると左の崖に土止め階段が降っていて、 凄い急な階段を降りると三段になって落ちる滑滝が見られた。 林道に戻り奥に進むと二股となり、 右手は歩かれて無い様なので左に入る。 少し先林道は崩壊し車は入れ無い、 人は通れ進むと右手に「屏風山登山口」の案内が有った。 ここが寿老の滝北ルート登山口で、林道は直ぐ先が終点の様子。 寿老の滝の道は南北共林道が長い、 但し両方共車止めは無く道の状態次第で奥迄入る事が出来る。
大草ルートは南北とも歩き易い良い道だが、北ルートは少し変化が有りより好みで、湿原へは寄り道が必要だが距離も高低差も僅かで、立ち寄られる事をお薦め。 *2008年5月追加・・・湿原に木道が出来ていました
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出会った花: ・オカトラノオ ・ノカンゾウ ・サギソウ |