192 | (さんがいさん) 1,600m |
H19年4月15日 7時40分〜12時50分 岐阜県 中津川市 晴れ |
”山頂の眺望が もう一つで 非常に惜しい | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
東濃地方で未だ登って無い山が幾つか有り、
取り敢えず簡単そうな三界山に行ってみよう。
道の駅「きりら坂下」を左下に見て3号を進む、 直ぐ256号を見送り川上へ向かう。 川上で3号と別れ真っ直ぐ進み、 終点の大きな公園になっている「夕森公園」に着いた。 総合案内所「YOU・遊・館」を左に見て上がると突き当り左に入る、 右に行くと竜神の滝・奥三界山登山口。 急カーブを上がって沢の橋を渡ると、 右に「夕森ふれあいキャンプ場」への案内が立つ。 ここを上がるとキャンプ場の大駐車場が有り、 三界山登山口の指標も立っている。 楽をしようとキャンプ場に入らず真っ直ぐ丸根林道に上がる、 落石も見られたが通行に問題は無い。 キャンプ場から上がって来る道を過ぎ少しで、 橋の向こうに登山口の案内の立つ林道登山口に来て、 橋の手前にスペースが有り駐車したが、橋を渡った奥にもスペースは見られた。
7時40分歩き始めた、道は沢沿いに良く踏まれていて明瞭に付いている。 直ぐ堰堤が見られコンクリート擁壁の上を歩いて上流に進むと、 朽ち掛けたハシゴの上を通過した。
堰堤は次々に見られて、 又良い道となるが続かず木のハシゴを歩いたりしながら上流にと進む。
白い花が咲いている、良く見るとあちらこちらに散りばめた様に咲き綺麗だ、 葉の形からバイカオウレンで固まって咲いているのも見られ、思わぬ贈り物に嬉しくなる。
沢を対岸に渡ったり丸太の所に来たりするので色々変化の有る歩きだ、 又沢の中を登って行く所や崩れて足場が定まらない所も有るので慎重に進む。
時々「三界山へ」の指標も出てくるが、 迷う様な谷の分岐も無く歩ける所を捜して行けば良い。
川は一旦伏流となったが又流れが出てきて、小さいが滝が所々で見られる。 左側に急登少しで笹の間の道になった、根上りの桧が見られオブジェとなっていた。
少し急で湿気た岩がゴロゴロの登り難い道が続き、 疲れが出て少し登っては止りを繰り返して進む。 「三階岳山もう直ぐ頂上」の板が有るが、 正式の山の名前は「三界山(さんがいさん)」とされる。
点の記による山頂の一等三角点名が「三階岳」の為、 「三階岳山」の名前も付いているのか? ここから少しで稜線尾根に上がると雪が残っていて、 林の向こうに御嶽山が見えている。
山頂に行けば大きく見えるかもしれないと右に雪を踏み締め進む、 なだらかな道で足の運びは軽い。
10時15分大きな一等三角点「三階岳」の有る山頂に着いた、 然し林の中で眺望は得られ無い。 *山名は三界山(さんがいさん)とされるが、 点の記の点名は三階岳(さんかいだけ) 尾根に上がった所と同じ林越しに御嶽山が見えているだけで、 奥に道が続いているので進む。
直ぐ右手が少し開けて特長有る山容の笠置山が見えている、 その前の山は二ツ森山の様だ。 笹の間を先に進むと中央アルプスが見えているが、 これも樹木の間ですっきりしない、先に入ればもう少し見えるのではと 手強い笹を掻き分け入ったが、結局一部が撮れただけ。
笹の間を引き返すのは進むより大変、右によろり左によろりとしたが 何とか転倒しないで戻り、南側の大石が有る所迄刈り込みがされているので、そこで昼食とする。
笠置山は見えるがその他の山は良く分からず、大岩に上がるとやっと恵那山と高峰山が見えたが、 然し桧が大きくなってきて近い内に見え無くなると思う、 一等三角点の山だが眺望は良く無い。 11時10分下山開始、単独の男性が登って見えたので「眺望が良く無くがっかりだ」と言うと、 「ガイドブックに一等三角点の名にふさわしい展望と有るのに駄目なのか」 とつぶやかれた。
同じ道を下り、その後誰にも会わず12時50分車に戻る。 日曜日でもこの山への登山者が少ないのは、 谷道で足元が悪いのと眺望が得られないからだと思う。 全般的になだらかで疲れは感じ無いが、沢筋の登りは足元の状態が悪いので時間が掛った、 所々崩壊個所が有るので慎重に通過した方が良い。
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出会った花: ・バイカオウレン ・タムシバ ・シロモジ |