191
殿 城
(でんじょう)
597m
H19年4月13日
12時40分〜13時15分
岐阜県八百津町
晴れ後曇り
”昔砦が有ったそうだ
   然し今は
 痕跡も見当たら無い”
 天神山を降り白谷を通って砥山の道を見て、 その先登り切った分岐を左に楪(ゆずりは)集落に入る。

 右に分岐が有り北に進むと嵩(たけ)集落に来た、 長者から来る右の道の先に分岐が有り広場の様子で、 集落の広報板が立ち見上げると建物が有り、 行って見ると「嵩公民館」となっていた。

 手前に遊具が有り公園の感じなのでここに駐車させてもらう、 集落には外に出ている方は見当たら無い。
入り口に遊具がある 道路に出て直ぐ右に上がる
嵩公民館 公民館を出て直ぐ北側を右へ上がる

 この場所は殿城から続く尾根末端の所になるが山への道は無さそうだ、 一旦車道に戻り右に回り込むとカーブミラーの先に山道が入っている。

 念の為舗装された道を先に進むが、民家が出て来て山に入る所は無いので戻った。
はっきりした山道がある 砥山のアンテナが見えている
カーブミラーの先に登山口 民家の上に一等三角点の有る砥山が見え

 カーブミラーの所を入って行く、 少し進むと自転車やその他色々廃棄されているが止めてほしい。

 右側明るくなり先に「砥山(とやま)」のアンテナが見え、 下の家の庭に繋がれた犬が吠え出した。
民家の敷地の直ぐ横を通る やっと山へ入った感じとなる
石垣の横を通過 桧林の山道となる

 竹が混じる石組みの所を過ぎると、桧林の道となり山に入って行く。
木を切った後なのか色んな植物が生えている 道はなだらか
落ちつかない感じの道 溝状の所を登って行く

 暫く溝状の道を進む道ははっきり付いているが、落ち着かない感じだ。
この辺りは大分杉の木が太くなっている 小さな比較的新しいもの
再び桧林の中を行く 右手に社が有る

 又桧林となると右手に小さな社が見えてきた、 ここから大きな石が目立つようになる。
大岩が出て来た 岩の間を緩やかに登って行く

 道は変わらず緩やかで歩き易い、 少しで社の有る山頂部に来て社の背後が少し高いので入るが道は無い。

 適当に木を避けながら進むと白い標柱が立ち、 四等三角点「嵩(たけ)」の有る「殿城」山頂に着いた。
山頂の直ぐ下 小枝を避けながら行く
再び社が有る 山頂へは道は無い

 三角点は新しいコンクリート製で、 上部に四等三角点・国土地理院と書かれた丸いのが埋めて有る。
倒木が有り整備はされていない 道路から近いので悪さされて新しくなった?
地理院の標柱の立つ雑然とした「殿城」山頂 新しいタイプの四等三角点「嵩(たけ)

 横を触ってみたが何も彫られて無い様だ、これからの三角点はこうなるのか? 眺望は無く荒れた感じの山頂で直ぐ下山開始、13時15分車に戻る。

 帰りに男性が外に出て見えたので、「殿城とは変わった名前ですが」とお聞きする、 昔砦が有ったとされこの名前が付いているらしいと言われた。
垣通し 暗くて良く解らない写真となった
登山口近くに咲いていた「カキドオシ」 嵩集落から殿城

 二つの社が奉られているので道は明瞭に付いている。

 山頂の三角点には行かれて無いので、 少し薮を漕がなければならないが小さな社の直ぐ上。


本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
  出会った花:  カキドオシ


TOP 山行一覧 山歩き10