180
八剣山
(やげんざん)
478m
H19年3月13日
11時40分〜14時20分
岐阜県 土岐市
曇り時々晴れ
”自然な道が続く
  踏み跡を捜し
 ながらの山歩き”
 <注意:この山の中腹に土岐市射撃場が有り、 大会が開催される時は危険な為入山禁止となります。
 19号を南下すると山の南側に土岐市射撃場経由山頂へ侵入路が有り、 確認の上登られますよう。>


 寒そうな天気だが多治見の山本様から教えて頂いた、 土岐市の「八剣山」に行く事にした。

 前回登った丸山下の土岐川沿いに385号を走り、日之出町信号を右折神明橋を渡って19号を南下し、妻木の町を抜け右から388号が合流の少し先、「敷島公園野球場・テニスコート」の案内を見て左折。
公園の看板があるので解りやすい 古くて汚れている
19号から左に入る所 角の家に貼られた敷島公園の看板

 緩やかに登って行くと左側に有る敷島公園に来ると、入り口に大きな駐車場が有りここに止めた、奥には野球場が見えている広い平らな場所で、感じの良い公園を出て11時40分歩き始める。
広い公園 右側は分譲の別荘地の様だ
敷島公園入り口、ここの左に駐車場 二股の道は左に進む

 入ってきた車道を左に歩いて行くと、少しで二股の所に来た、右は別荘のような建物が見られ左に進むと、道は狭くなり奥にビニールハウスが見えていた。
民家が一軒ある 林道のカーブ地点
ビニールハウスが見えている 登山口直ぐ手前カーブ右側のブロック積み

 地道に変わり左に民家を見て道は右にカーブ、左側有刺鉄線が続き左へ急カーブの先右手に林道が有る。
直ぐ解る登山口 緩やかに笹道を登る
登山口の林道(直ぐ先で山道になる) 林道は直ぐ終わり笹の道

 ここが登山口の様で入ると直ぐ林道は終わって山道に変わり、 低い笹の間を登る様になった、低い尾根を切り開いた様な所を過ぎると、 右にカーブし緩やかに谷に降って行く。
谷へ下りて行く感じ この辺り広々としている
緩やかに降って行く 登りに入ると道は薄くなる

 広い谷間の中に付いた道を進み、今度は緩やかな登りになると道は薄くなり踏み跡を捜しながら行く、所々テープが見られるが付いている個所は少ない。
テープは少ない ずっと雑木林
テープが付いている所も有る 雑木林の中を登る

 間違え易い所は自分のテープを着けながら進むと、谷沿いの登りとなった、ショウジョウバカマが見られるが一株だけ、あちらこちらに葉が有りこれから賑やかに咲きそう。
猩々袴 小さな流れ
ショウジョウバカマ 水量の少ない谷川

 谷川の水量は少なく渓流と言う程では無い、岩の上を登ったりして進むがこの辺り道は拾い易い、全く道が無い所に来たが岩の上をそのまま登ると又道が出てきた。
岩を登るも手を使う所は無い 空缶は2個ある
岩の上を登ったりする 沢で道が無くなる所は空缶が架けて有る

 ここには空き缶が木に架けて有ったが、目印の為なのだろうか?

 緩やかな登りになってきて、 地形図を見ても斜面は捕らえ所の無い地形で道を外さ無いように進む。
途中だけ少し急 沢は狭いが深い
緩やかな登りとなる 沢を飛び越す所

 狭い沢をひょいと飛び越し林の中を行くと又沢を横切った、 こちらは石の上に乗って渡る。
何か花が咲きそうだ この沢は深くない
沢沿いに道は続く 再度沢を渡る

 沢から離れ右に進むと道は分かり難くなるが、 ゆっくり拾いながら行くと石積みが見えてきた。
拾うことは出来る 登山道の際にある
道は薄くなる 溜池からの水路

 溜池からの水路の横に出て道は池の右手に続いているが、水路に降りて堰堤に上がってみるも、木が有りすっきりと見え無いが山の上部にしては大きな溜池だ、 池を見ながらのんびりと昼食とする。
山頂部にしては大きい池
大きな溜池

 堰堤の奥に道が続いて入ってみたが、 少しで山の方に向かったが山頂と方向が違い戻った。

 水路迄戻り池の右手を行くと直ぐ池と離れ尾根方向に進む、 結局溜池がすっきり見える所は無い様子。
少し解り難い道 大分古いペンキのマーク
池から離れ右に登って行く 赤色のペンキで木に印が付いている

 尾根に上がると木に赤いペイントが目立ってくる、 廃小屋の残骸を左に見て進むと分岐に来た。
完全に朽ちている ペンキは池から林道までの間
廃屋を左に見て進む 赤色のペンキは続いている

 山頂は右方向の為右への道を取ったが赤ペイントは左奥の松に着いて、この辺りは道は明瞭に付き緩やかに降り始め、尾根から外れ急な降り少しで林道に飛び出す。

 ここには奥に黄色い保安林の看板が立ち、 林道の脹らみが有るので駐車可能な場所となっている。
長い脹らみで駐車してもすれ違いに困らない 林道の状態は良い
林道に出ると一番先に保安林の看板 林道を登って行く

 先程の分岐が気になるので又山に戻り、分岐を赤ペイントの着いた方に入って行と軽い登りでペイントが続き、少しで左への尾根を降らず右にカーブし降るようになった。

 崩れて道が無いと思ったら、 そのまま崩れた所を降りると又しっかりした道が出てきて林道に出た、先程降りた保安林の看板の少し下で、道の脹らみが始まる辺りだがこちらが本当の道なのか?

 良く見ると白いテープが結んで有るが、林道側からは道が有る様には見え無い。
完全に山頂部を占拠 囲われて、それに埋まっている
山頂部のNHK電波中継所 山頂の四等三角点「NHK中継所」

 林道を上がると直ぐNHK無線中継所が見えて来た、 奥も新しいアンテナが立ち山頂部を占拠している。

 三角点はと林道終点直ぐの建物に上がると、金網の中に見えていた、金網の中に入れないが、四等三角点「NHK中継所(えぬえっちけいちゅうけいじょ)」で良いと思う。 (点の記の振り仮名は「えぬえっち」と有りそのまま記入した)
中継所を回り込むと三国山が見える

 奥の方には入れないがこの三角点の有る建物は少し回り込めるので入ると、 東方面の眺望が得られアンテナが立つ山は三国山の様だが、アンテナの本数が少ない気がする?
自分で付けたテープは全て回収した 深い谷ではないので下のほうでも水量は少ない
テープを回収しながら同じ道を戻る 登山口近くで沢に寄ってみた

 帰りは同じ道をテープを全て回収しながら降り、 登山口近くで沢に寄ってみたが美しい流れでは無い。

 14時20分車に戻った。
山頂部にアンテナが見えている
妻木の町から「八剣山」

 その後瑞浪の「屏風山」百曲がり登山口の下見に行くと、 登山口の広場隅にコウヤミズキが咲いている。

 然も赤い葯が目立つ可愛い花が見られて収穫が有った。
高野水木 高野水木
赤い葯が目立つ「コウヤミズキ」 「高野水木(こうやみずき)」

 道は薄く特長の無い斜面でテープを付けながら登った、 脇道は少ないが溜池の上辺りは要注意。

 このルート途中眺望は全く得られないが、 登山道が自然で有り低山でも山に入った感じが強くした。

 山頂部迄車で入れる林道の状態は良いが、 山として山頂がアンテナに占拠されていて非常に惜しい。



本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
書き込みの赤破線は特長の無い地形で間違っているかもしれません
 出会った花:  ・ショウジョウバカマ


TOP 山行一覧 山歩き10