「硫黄山」 「アトサヌプリ」



硫黄山(いおうざん)512mとエゾイソツツジ
火山から出る硫黄成分の為山麓周辺土壌は酸性化、一般に見られるエゾマツやトドマツ等が
生育出来無く、荒地に適応したハイマツと酸性土壌を好むイソツツジが優勢で、大分開花し
白くなっているが6月末から7月初旬にはエゾイソツツジ群落の一斉開花が見られる。

「アトサヌプリ」はアイヌ語で裸の山を言い、硫黄や溶岩に覆われた草木の生えて無い山の事。

日本全国に漢字表記「硫黄山」で読みが(いおうざん)又は(いおうやま)とされるのは北から、
 ①硫黄山(いおうざん)北海道弟子屈町 ②硫黄山(いおうやま)北海道倶知安町
 ③知床硫黄山(しれとこいおうやま)北海道羅臼町、斜里町 ④硫黄山(いおうざん)函館市
 ⑤硫黄山 (いおうやま)東京都 ⑥硫黄山(いおうやま)岡山県 ⑦硫黄山(いおうざん)広島県
 ⑧硫黄山(いおうやま)岡山県 ⑨硫黄山(いおうざん)広島県 ⑩硫黄山(いおうやま)大分県
  由布市 ⑪硫黄山(いおうざん)大分県玖珠郡 ⑫硫黄山(いおうざん)宮崎県えびの市

北海道川上郡弟子屈町 つつじヶ原自然探勝路にて (2003.6.23)


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