「立山の滝 (称名滝・はんのき滝・ソーメン滝)
日本の滝百選 「称名滝」、右「はんのき滝」 左「はんのき滝」、右「ソーメン滝(ご赦免の滝)」
  富山県 中新川郡立山町にて (2001.8.9)
「称名滝(しょうみょうだき)」は落差350m有り、 落差日本一とされる4段の段瀑で国指定の名勝及び天然記念物。

「はんのき滝」は落差497m4~5段の段瀑で落差日本一だが、 常に落ちて無く落差日本一と認め無い考えとされる。

滝の名前「称名滝」は法然上人が滝の轟音を「南無阿弥陀仏」と 称名念仏の声を聞いたとの言い伝えに由来とされ、
「はんのき滝」の名前は仏教用語で「涅槃(ねはん)=悟りの境地」から、 涅槃滝(ねはんたき)と付く。

はんのき滝右側に幾筋も落ちているのは「ソーメン滝(ご赦免の滝)」と呼ばれ、 地獄谷の雪融け時や雨が多く降った
後に現れ、「ソーメン滝」の名前は幾筋もの細い滝を麺のソーメンに見立てた。

サブネーム「ご赦免の滝」の名前は地獄谷は鎌倉時代より死者の霊が集まる所とされ、 生前悪事を働いた餓鬼が罪を
許され滝となり放免されるとの考えから付く。

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