「八丁蜻蛉」 |
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「ハッチョウトンボ(雄)」 岐阜県土岐市 「陶史の森」にて (2012.6.29) |
「陶史の森」の湿地に行くと小さな蜻蛉が飛び回っているのが一杯見られ、賑やかさを感じる位で、 縄張りを主張して他のトンボが来ると飛び立ち追い払うが、直ぐ戻り同じ場所に留って撮り易いの だがボケてしまった。 成虫の体長17~21mm、雄の体は羽化直後橙褐色で成熟すると全体が赤くなり、雌は茶褐色で 腹部に黄色や黒色の横縞が見られ、羽は雄雌共透明で付根近くだけ橙黄色となり、雄が少し濃い。 名前の由来は尾張の本草学者「大河内存真(おおこうちぞんしん)」が、『蟲類写集(ちゅうるい しゃしゅう)』に日本では「ヤダノテツポウバハツチウメ(矢田鉄砲場八丁目)」のみに発見せられ る為にハツチウトンボの名を有する」と記載に因むとし、現在の愛知県矢田川付近だが諸説有り。 |