「山茶花」
「サザンカ」   岐阜県可児市 我が家の庭にて  (2003.12.12)
花の無い年末に真っ白で気品の有る花が咲き貴重だが、 寒さで花弁が直ぐ茶色に変わってしまうのが惜しい。

ツバキ科ツバキ属の耐寒性常緑高木だが元は暖地性の植物で、 山口県や四国南部及び九州中南部に分布し、
我が家の立地条件では結構寒くて山茶花には駄目の様子。

花は平開して咲き雄蕊は筒状に成らず花弁がばらばらに散って落ちるが、 椿は平開せず雄蕊は長い筒状をして
花は首から落ちる。

花の名前は山茶花の本来の読みとする「サンサカ」が訛ったとされ、 元は「さんざか」で音位転換の現在の読み
が定着、野生の「山茶花」は白い五弁花とされ、写真の様な八重咲きは無いとされて、 これは園芸品種のようだ。

TOP 我家の花 お気に入りTOP