「幣辛夷・四手拳」 |
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「シデコブシ」 岐阜県可児市 我が家の庭にて (2004.4.9) |
モクレン科モクレン属の落葉小高木で、愛知県・岐阜県・三重県の一部の湿地に自生し3~4月頃 葉の出る前に薄桃色の花を付ける。 花は大きさ径6~11cmで花被片9~30個と変化有り雄蕊・雌蕊共多数、土が合わ無いのか木が 大きくならず花の咲く数が少なく、花が甘いのか咲くと野鳥が来て花弁を啄んで(食い散らかす)しまう。 木の名前は花の形が四手(注連縄等に付けて垂らす紙)に似て、辛夷(こぶし)に似た花で「四手拳」と 付いた、尚「姫辛夷(ヒメコブシ)」と呼ばれる事も有る。 同科同属の「辛夷(コブシ)」は、花の大きさはほぼ同じだが花被片6個と少なく基部少し桃色を帯びる事 が有るが基本純白。 |