「ヤマジノギク」
(アレノノギク)
愛知県豊田市 猿投山にて (2008.10.13)
猿投神社奥の駐車場より登り城ヶ峰経由山頂を目指し、東海自然歩道に出る手前辺りにに咲いていた、
花が大きい割に花弁が極細く繊細な感じがし美しく感じる花、2枚目の写真はアサギマダラが吸蜜中。
本州中部地方以西及び四国・九州の山地の草原等に自生し、9~11月頃枝先に薄紫色の花を付ける。
花は茎上部で枝を分けた先に緩い散房状に付け、大きさ2.5~3.5cm舌状花17~18枚の中央
に黄色筒状花が多数、総苞は杯状に開出し総苞片は細長く先が尖り皮質で2列。
越年草で茎は良く枝分かれし質は固く短い粗毛が有り高さ30~100cm、根出葉は倒披針形の長さ
7~13cmで開花時は枯れ、茎葉は粗い毛が有り倒披針形の上部は線形で、基部細くなり全縁又は
疎らに鋸歯が有り、花の終わりになると花の色は白くなる。
本花は未だ花の終わりの様子で無く白花が咲くユウガギクも考えたが、背丈が有り葉や総苞片が線形で
先が尖り本種とした。
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