「ルピナス」 「昇藤・葉団扇豆」  マメ科ルピナス属(ハウチワマメ属)
「ルピナス」 「ノボリフジ・ハウチワマメ」   北海道阿寒郡 鶴居村にて (2003.6.24)
北海道の東部をドライブ旅行をした時、 釧路湿原の近くに丹頂鶴を見に行くと草叢に咲いていた。
「ルピナス」 「ノボリフジ・ハウチワマメ」   長野県諏訪市 車山にて  (2005.6.23)
地中海及び北米原産で日本に明治時代に肥料として入り、耐寒性の有る植物で寒い所 に見られる。

耐寒性・半耐寒性(適温5~15°)の1・2年草又は多年草で高地や北に見られ、 4〜6月総状花序
に蝶形花が多数付く。

花は茎先に長いのは60cm程の花序を付け下から咲き上がり、多くの園芸品種が作られ花の色は
白・紅・桃・黄・青・紫・他多彩に有る。

茎の高さ40〜120cmとなり、葉は長い柄が有り普通掌状複葉で、長さ3〜4cm倒披針形の
小葉が5〜15枚付き、茎や葉に白い軟毛。

花の名前「ルピナス」はラテン語「Lupinus」に由来、狼の事で繁殖力・吸肥力が強く貪欲な狼に例え、
「昇藤」は花が藤に似て下から咲き上がる事で、「葉団扇豆」は根生葉が掌状複葉の形から付いた。

尚本種は耐暑性が低く暖地での夏越しは困難とされる。


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