「ルピナス」
「ノボリフジ・ハウチワマメ」
長野県諏訪市 車山にて
(2005.6.23)
地中海及び北米原産で日本に明治時代に肥料として入り、耐寒性の有る植物で寒い所
に見られる。
耐寒性・半耐寒性(適温5~15°)の1・2年草又は多年草で高地や北に見られ、
4〜6月総状花序
に蝶形花が多数付く。
花は茎先に長いのは60cm程の花序を付け下から咲き上がり、多くの園芸品種が作られ花の色は
白・紅・桃・黄・青・紫・他多彩に有る。
茎の高さ40〜120cmとなり、葉は長い柄が有り普通掌状複葉で、長さ3〜4cm倒披針形の
小葉が5〜15枚付き、茎や葉に白い軟毛。
花の名前「ルピナス」はラテン語「Lupinus」に由来、狼の事で繁殖力・吸肥力が強く貪欲な狼に例え、
「昇藤」は花が藤に似て下から咲き上がる事で、「葉団扇豆」は根生葉が掌状複葉の形から付いた。
尚本種は耐暑性が低く暖地での夏越しは困難とされる。
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