「沼虎ノ尾」   サクラソウ科オカトラノオ属
「ヌマトラノオ」      岐阜県土岐市 陶史の森にて (2006.9.5)
「陶史の森」は花の咲いている所に名札が有り、ヌマトラノオも有ったが花は殆ど 付いて無い、
その先一本だけ咲いていたが花は終わりの様子、取り難い場所でボケた写真となって しまった。

本州・四国・九州の湿地や水辺に自生し、7~8月茎先に白色の花を細長い穂状に 多数付ける。

花は直立した茎先の長さ10~20cmの穂状花序に、大きさ5〜6mmで5裂した 合弁花が
多数で、雄蕊5個は花冠裂片と対生し雌蕊1個の柱頭は短く4岐、萼は5深裂し裂片 は卵状楕
円形の鈍頭で縁に腺毛が有り、背面に淡褐色の斑点が付く。

地下茎を伸ばし増えしばしば群落を作り、全体に無毛で茎は直立し下部や根径は赤味 を帯び、
殆ど枝分かれはせず高さ40~70cmで、葉は互生し長さ4~7cmの披針形~ 長楕円形で、
先は急に細くなって尖る。

似る「丘虎の尾(オカトラノオ)」は、葉の幅が広く花穂が垂れていて区別。
*サクラソウ科オカトラノオ属  ・オカトラノオ


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