「蔓蟻通し」   アカネ科ツルアリドオシ属
「ツルアリドオシ」      岐阜県関市 百年公園にて (2007.6.5)
広大な園内の遊歩道の中の暗い山道の、あちらこちらに小さな白い花が咲いていて目立っていて、
茎の先に必ず花が2個咲き面白い、花弁の内面に毛が一杯有るのが見られたが暗く撮れ無かった。

北海道及び本州・四国・九州の山地の林内に自生し、6〜7月頃枝先に白い胴長の花を2個付ける。

花は2枚の葉の間から出し径約1cmの長さ(筒部)1.5cmで、花冠の上部が4〜5裂し裂片の
長さ4〜5mmの合弁花、内面に白い毛が密生し、雄蕊4個で雌蕊(花柱)1個は先が4裂し、花柱
が長く出るのと雄蕊4個が長いのと2つの型が見られた。

茎は枝分かれし地上を這い節から根を下し高さは20〜60cmとなり、茎から枝を分けて伸ばした
先の2枚の葉の間に花を2個接して付け、花は2個だが子房は合着し1個の為実は1個付け球形で
赤く熟し、果実は液果で2個の花が融合の表面に2個の痕跡が明瞭に残っている。

葉は対生し2〜5mmの短い柄が有り長さ1〜1.5cmの卵形、先は短く尖り基部円形の深緑色
で質は厚く光沢が有り縁は波状となり毛は無い。

花の名前は常緑低木のアカネ科に「蟻通し」が有り丸い赤い実が成る、本種も良く似た赤い実が
成り蔓性なので「蔓蟻通し」と付いた、只し花と実が似ているが肝心の蟻通しの棘が無くては、
名前として「アリドオシ」は疑問に思うのだが?
木本の「アリドオシ」は細く鋭い棘が付き葉は光沢が有り縁は全縁、本種棘は無く葉の縁が波打つ。


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