「蔓日々草」   キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属
「ツルニチニチソウ」      岐阜県可児市 自宅近くにて (2005.5.28)
ヨーロッパ原産の常緑帰化植物の亜低木だが今は荒地や野原に野生化、良く見られ野山の花に入れた。

4~7月頃径4cm程の先が5裂し基部繋がった、淡青色〜紫色で時に白色も見られる合弁花を付ける。

花は花弁が卍型に平開し中心部五角形の付属体が有り、雄蕊5個は長さ1〜1.5cm花筒中間に付き、
雌蕊1個の柱頭は円盤状で毛の突起の中は細毛が密生、萼は5裂の裂片は細長く長さ9mm程で、花は
1〜2日で萎むが花付きが良く、常に咲いている感じ。

茎は初め直立して高さ10〜40cm、徐々に横に這い根を張って増え大きな株となるが、花を付ける
茎は直立し、葉は短い柄が付き対生し皮質の全縁で光沢有り、長さ2〜9cm卵形で葉先は三角状で
やや尖り基部切形。

花の名前は蔓性植物で横に這い蔓(ツル)、花茎の先のどれかに毎日(日々)花が咲き「蔓日々草」。


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