「節分草」    キンポウゲ科セツブンソウ属
「可愛い娘」
「威厳のあるお父さん」
「綺麗なお母さん」
「仲良し兄弟」
「お父さんと可愛い子」
「仲良し両親と子供達」
「見事な群落」
「セツブンソウ」     滋賀県米原市 伊吹山山麓にて  (2007.2.19)
少し日が差す杉林の中に入ると一面びっしりと群落を作り、踏みつけ無い様にするのが難しい程だった。

関東地方及び中部地方~近畿地方の石灰岩地の林等に自生し、2〜3月茎先に白色の5弁花を付ける。

花は大きさ2cm程の花弁(蕚片)は5〜7枚と不定で、先に黄色の花粉が付く雄蕊の様なのが退化した
花弁で蜜腺となり、その内側の淡青紫色を帯びた葯が多数の雄蕊と共に、雌蕊の周囲を取り巻き中心に
赤茶色の雌蕊が1〜5個。

茎は普通真っ直ぐ時にやや斜めに伸び高さ5〜15cmで、根生葉は5〜10cmの長い柄が有り5角状
円形で3全裂し、径3〜5cmの裂片は羽状に欠刻、茎の先に無柄で苞葉が付き不揃いの線形片に分裂し
輪状に並び、苞葉の中心から1cm程の花柄を出した先に花を付ける。

葉と花の形と色合いが上手く調和し、容姿が可愛い感じになっているので人気の有る春を代表する花で、
花の名前は新暦2月4日が節分だが旧暦は立春前日で現在の3月半ば、その頃に開花し「節分草」と付く。


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