「西洋蒲公英」    キク科タンポポ属
「セイヨウタンポポ」    岐阜市可児市 浅間山にて (2006.4.20)
ヒカゲツツジの写真を撮ろうと浅間山林道を歩いていると、良く肥え元気の良いタンポポが見られる、
見た目は日本のタンポポと変わり無いが、総苞の外片が反り返って西洋蒲公英(セイヨウタンポポ)。
(西洋蒲公英は総苞外片が開出~反り返り白っぽく見え、総苞内片は緑色が濃く遠くから総苞が黒っ
ぽく見える、但し総苞は花弁の下に有るのでこの写真には写って無い)

ヨーロッパ原産帰化植物で日本に明治時代入ってきたとされ、日本全国の空地や道端に見られ3〜
9月花茎の先に黄色の花を1個付け、大きさ約4cm舌状花多数で総苞片が反り返り、花が開花する
時期が長く暖い土地は1年中咲く。

茎の高さ15〜30cm、葉は根生のみでロゼット状に付け羽状に細かく浅裂又は中裂し変化が多い。

本種は他の花の花粉を受粉し無くても結実し種が出来、綿毛は小さく遠くに飛び易く広範囲に増える。

花の名前は明治時代に食用及び牧草用として入り、外来種で西洋とし「西洋蒲公英」と付いた。


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