「紫陽花」 (西洋紫陽花)  アジサイ科アジサイ属
「セイヨウアジサイ」(薄青色)
「セイヨウアジサイ」(青色)
「セイヨウアジサイ」(桃色)
「セイヨウアジサイ」(桃色)
「セイヨウアジサイ」      岐阜県可児市 我が家の庭にて (2003.6.20)
西洋紫陽花は日本生まれの紫陽花を西洋で改良し逆輸入、野草で無いが良く見かけ掲載。

ガクアジサイの両性花が装飾花に変わり手まり咲き型と言い、古くから栽培されて6〜7月
枝先に青色~紅色の装飾花を半球状に多数付ける。
花は直径3〜6cm花弁に見える4〜5個の花弁状に変化した萼片で花弁は極小さく、雄蕊
雌蕊も有るが結実せず、花の色は酸性土壌で青色が強くアルカリ性土壌は紅色が強くなる。

我が家は近くに植栽だが青・紅2種の色が咲く、土壌は同じだと思うが日当たりはピンクで
日陰にはブルーが咲いている、只窒素やカリも花の色に影響が有る様だ。

茎の高さ1,5〜2m樹皮は淡灰褐色で浅く縦に裂け、葉は対生し長さ10〜15cm卵形か
広卵形で質は厚く表面光沢有り先は急に尖り縁に荒鋸歯、葉は淡緑色〜緑色で葉脈明瞭。

花の名前古くは「あづさヰ(あぢさヰ)」とし、「あづ(あぢ)」は小さな物が集まる事を
言い、「さヰ」は真藍(さあい)の略、青い花が咲く事で「あづさい⇒あじさい」に変化。

漢字の紫陽花は、唐の詩人白居易(はくきょい)=字は楽天が別の花に付けたのを、平安
中期の学者源順(みなもとのしたごう)がこの漢字を充てた事で誤って広まったとされて、
「西洋」は日本のガクアジサイをヨーロッパで品種改良され、日本に逆輸入した為付いた。


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