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岳 山
(たけやま)
599m
H18年12月16日
11時15分〜12時20分
岐阜県 七宗町
晴れ後曇り
”急登は短いが
 結構きつい 
  眺望は?”
 前日の天気予報は崩れる予報だったが、 朝ゆっくり起きると日が射して良さそうだ。

バス停朝日屋
コンビニを北に入って行く
 天気予報も午後から曇るが雨の心配は無いとの事で、 又も急遽山に行く事にする。

 今年納古山に4回登った、 山頂の山名板に「岳山」が入っていて気になり下調べ済。

 近くに高沢山が有り、 岳山の状況により二山登ろうと両方資料を持ち家を出た。

 高速道路を使うか迷ったが、 下道を走ると美濃加茂を抜けるのに時間が掛ってしまう。

 63号で正眼寺を過ぎ、 58号平成道の駅先の武儀町役場信号を直進下呂方面に進む。

 中之保集落を通り、緩やかな登りで北条峠を越え降って行った。

 左に朝日屋バス停とコンビニが有り、左折し奥田の集落に行く。

 先に立派な「岳山」を見ながら北上すると、 奥田のバス停に来て二股となり左に入った。
なかなか立派な山容 行き止まりの上に岳山の指標
前方に目指す「岳山」が見えている 行き止まりと書かれた道を入って行く

 道なりに進み山が近くなると「この先行き止まり」の立札が有り、 上に「岳山」の案内が見られる。

 進むと民家に突き当たる感じになるが左に道は続き少しで舗装道は地道に変わり、そのまま進み椎茸のホダ木が積まれた広場に来ると、小さな池が有りホースから水が流れていた。
ここへの駐車は椎茸栽培の邪魔になる Uターンスペースを考えると2〜3台が限度
小さな池の有る広場は通過 林道終点は少し広い所が有る

 ここにも「岳山」の指標が有り進むと少し道は悪くなるが問題は無く林道終点に着く、ここと直ぐ手前が少し広くて駐車スペースが有り3台程止められる。
左の小さな谷方面も道が有るが真直ぐ入る 谷間で暗く湿気た道
登山道入口真直ぐ入って行く 杉林の湿気た道

 遅くなったが11時15分歩き始めた、直ぐの所にも木に「岳山へ」の指標が掛けられていた。

 湿気た谷間の杉林の中を緩やかに登って行くと、 左に曲がり始めて尾根に上がり雑木林と変わる。
谷間が広がるが道は指標が無くても拾える ほんの少しの登りで尾根に上がる
少し広くなるが指標が立っている 尾根に上がると明瞭な道

 道は明瞭で尾根も緩やかな登りと思っていると徐々に厳しくなり、左右に稲妻を切る急登に変わり暑くなってきて水が欲しくなるが、ザックを下ろすのが面倒で飲まずに登って行く。
この看板はここだけ 主尾根に上がる所はテープや指標がある
低い位置で目立たない「しぜんをたいせつに」の板 主尾根に上がるとなだらかになる

 結構きつい登りで時々止り、息を整えながら11時35分主尾根に上がった、古いプラスチックの指標やテープが見られ、右に曲がり今度は緩やかに進む。

小さな平らな山頂
「岳山」山頂
 落ち葉を踏み締め急になり道が不明瞭になると、 11時45分「岳山」山頂に着いた。

 小さな社の有る山頂は小広場だが、 周囲は木に囲まれ眺望は得られ無い。

 北東方向少し木の間が開けているが、 霞んでいてこれと言う物は見えて無かった。

 社の横の石碑に詩が刻まれ、 「ひだ毎の紅葉色映ゆ嶽の峰」山岡正隆と詠まれている。

 山岡正隆と云う人は知らないが「嶽の峰」は「御嶽山」だと思う、 御嶽が見えた様だ。

 然し現状はかなり木が茂っていて確認出来ず、実際に見えるのだろうか?

 社の背後に二等三角点「岳山」が、 山名板及び白い表示杭や周囲保護石も無くぽつんと有った。

 東と北に道が続いて少し入ってみたが、 同じ様な林の中で眺望が得られる所は無いので戻る。
三角点はかなり古いようだ 下りは案外滑らない
社の背後に二等三角点「岳山(たけやま)」 順調に降って行く

 朝遅い朝食だったので未だ食べたく無い、この時間なら高沢山も登れそうで12時下山開始、急な降りで落ち葉が滑るかと思ったが、上手く道が作られ転ぶ事も無く12時20分車に戻った。

 林道終点迄は何とか普通車でも入れると思うが、 湿気ている時はスリップし危ないかも?

 随所に指標が立てられ迷う心配は無さそう、 山の魅力としては眺望が得られ無ければイマイチか。



本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
出会った花:  無し


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