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水晶山 (瑞浪)
(すいしょうざん)
459m
H18年10月18日
10時30分〜12時40分
岐阜県 瑞浪市
晴れ
”竜吟湖の風景と
 七つの滝が続く 
 然しサーキットが”
 未だ手首の捻挫が治ら無い、 優しいコースと思われる「竜吟の滝」から登る瑞浪の「水晶山」に行く事にした。

途中の道も舗装された良い道
広い駐車場
 山には未だ登って無いが滝の遊歩道は既に行っている、 又入り口は19号沿いで分かり易い。

 19号沿いに有る陶製の大きなドラゴンモニュメントを左折、 直ぐ右に駐車場が有り上にも大きな駐車場が作られている。

 このドラゴンは町民2,500人の創作で「縁結び・夫婦円満の守り神との事」、 写真を撮ろうとすると妻は気味が悪いから嫌いだと言う。

 我が家の夫婦円満は危ない?

 上の駐車場に車を止め、案内看板を見て10時30分歩き始めた。

 1台止っている車から男性が下りてきて、「山へ登られるのか」と話し掛けて来られる。

 「水晶山に登って帰りは渓谷の滝を見ながら降る」と答えると、 直ぐ上の「自然ふれあい館」に居るので帰りに是非寄ってと言われた。
入り口には案内看板 各コース名前が付けてある
駐車場奥の入り口 案内看板には「水晶山」も入っている

 次に行く予定の大久後の権現山をお聞きすると、 大湫町からも道は有るとの事。
陶製の丸いもの 竜の目が光る
ドラゴンのモニュメント 竜が入っている

 少し進むと小さいドラゴンが有る、近付くといきなり大きな唸り声がし思わずたじろいた、中を覗くと竜が入っていて、人が近付くとセンサーで鳴き声がする様になっている。
水量も多い
一の滝

 その先滝が見えてきて「一の滝」で、落差16mの直瀑とされ比較的大きな滝だ。
まだ新しい建物 直ぐ上に赤い橋が見える
ふれあい自然館 二の滝

 石の階段を登ると「瑞浪市ふれあい自然館」が建つが寄らずに進むと、赤い橋の下に落差10mの直瀑「ニの滝」が見え、ここに「水晶山へ」の分岐指標が有り右に入って行く、真っ直ぐは滝方面遊歩道。
幅広く整備された道
水晶山への道

 木の土止めの階段が延々と続いて、 暑くなり汗を掻き始めた頃左手に水晶山山頂が見えて来た。
整った形の山 眺望が得らえる
左手に水晶山の山頂 東屋

 その先なだらかになると東屋に来て腰掛け水を飲んで休む、近い屏風山が見えているが他は恵那山がうっすらと霞んでいで今日は眺望が駄目の様子。
光の関係でシルエットとなっている 段差が大きく登り難い
屏風山 急で段差の大きい登り

 軽く降って又階段の急な登りが続き、急な為階段の段差が大きく登り難い道となっている、東屋が見えてきて水晶山山頂に着いたが山頂標識等何も無い平らな広場。
竜吟湖の左にサーキット
竜吟湖(りゅうぎんこ)

 ここも開けているが霞んでいるので遠くは見え無い、 近くに竜吟湖が見えている。
東屋だけで他に何も無い 車が走っているのが確認出きる
水晶山山頂の東屋 サーキット場

 登る途中からブーンブーンと煩い音が聞こえ、 近くをバイクが暴走しているのかと思っていた。

 竜吟湖の左にサーキット場が見え車が走っているのが微かに確認出来る、近くに住宅は無い様だがかなりの騒音だ、山登りしていて騒音に悩まされるとは!
四等三角点のある足又 下りもずっと階段
パラボラアンテナの有る山が見えている なだらかだが階段の降り

 北に降って行く先にパラボラアンテナが立つ山が見え、 四等三角点「足又(あしまた)」の有る山だと思う。

 こちらの降りは少しなだらかだがやはり階段が続いている、 平坦になると舗装道が見えてきた。
舗装された良い道 少しの歩きで竜吟湖に着く
舗装車道に出る 竜吟湖が見えてきた

 指標が有り我々が降ってきた方向は「水晶山」、舗装道の下山の斜面を降るのは「こもれびの道」とされ、指標は無いが舗装道を左に行けば竜吟湖に行けるので、車道を歩いて行く。

 分岐に来たので地形図で確認する、ここを左に取れば直ぐ建物が立ちその先分岐が有るようになっていて、左に行くと廃屋が有りその先分岐に来たので間違い無い、ここには新しいトイレが有った。
開放的な風景
のんびりしたムードの竜吟湖

 分岐を右に取ると竜吟湖周回道路となるが左に進むと、 直ぐに湖が見えてきて竜吟湖に着いた、湖畔に一台車が止まり人は湖の際に一人の男性が見えているだけ。

 車道となっている堰堤を歩いて行く、竜吟湖は広々としてのんびりしたムードが漂い気分が安らぐ、ただサーキットの爆音が一段と大きく響き良いムードを半減としていた。
幅広い遊歩道 千振
車道から分かれ逆川の小径に入る センブリ

 堰堤を渡り切った所に全体の案内看板が立ち、上流に降りる「逆川(さかしまがわ)の小道」と、下流への「さわやかの小道」の案内がされている。

 逆川の小道に降って行く、 センブリの花を見ながら降り切ると広々とした林の中に下り立った。
季節には花が咲きそうだ 平らな林の中を流れている
木道 せせらぎ

 余り湿気て無いが木道が作られ周回出来る様になっている、 回ってみたが極短い小回りで花は何も咲いて無い。

 近くには小さな流れが有り東屋も作られ、なかなか良い感じの林となっていた。
大根草? 御幣に似ているから?
キツネノボタン? 梵天の滝

これは竜に似ている この辺り雰囲気の良い林
昇竜の滝 東屋の有る林の中の広場

 渓流沿いに降るようになり初めに「梵天の滝」の案内が有り、 ここから次々に五つの滝が現れる。
道は歩きやすい 肩叩きの意味
大岩の有る滝沿いの道 あんま滝
横の岩の形を言っているのか? この滝は木陰になり見づらい
えびす滝 三の滝

 最初の水晶山分岐迄に見た滝と合わせると、七つの滝が確認出来た。
鉄製の橋 高野箒
赤い橋を渡ると戻る コウヤボウキ

 「三の滝」下の赤い橋を渡ると水晶山分岐に戻り、 その下の「自然ふれあい館」に寄って見る。

 登る前駐車場で会った方がここの館長さんのようで色々教えて頂いた、水晶山の読み方も一般に「すいしょうやま」と呼ばれているが、正式には「すいしょうざん」が正しいとの事。

 石段を降りて行くと竜の鳴き声が突然聞こえ又も一瞬後退りした、 心臓に良くない!12時40分車に戻る。

 水晶山は登山道は全て階段で、然もサーキットの爆音が騒がしいが滝沿いの道は自然で天然林が続き、爆音も殆ど気にならないのでお勧め。

  ⇒別の時に撮った「竜吟七滝」


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本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
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 確認出来た山: ・屏風山 ・恵那山

 出会った花:  ・センブリ ・コウヤボウキ ・キツネノボタン?


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