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古城山 (兼山)
 (こじょうざん)(かねやま)
280m
H18年10月8日
13時10分〜14時20分
岐阜県 可児市
晴れ
”山歩き対象で無く
  歴史と桜を
  楽しむ山”
351号沿いの駐車場
 手首を痛めギブスの状態で厳しいコースに行けず、 又汗を掻いてギブス内が痒くなるのが恐い。

 天気が良く眺望も期待出来、 みのかも健康の森の「高木山」兼山の「古城山」に登ろう。

 古城山も前に行き様子は分かっている、先に登った高木山は、 雲で御嶽山や白山は見えて無かった。

 381号兼山に入り森蘭丸の供養塔の立つ可成寺(かじょうじ)を過ぎ、 常照寺(じょうしょうじ)の信号で右折し351号に進む。

 少し登ると左に大きな駐車場が有り、 右奥は兼山小学校で横の道は山頂下の駐車場迄舗装道が続く。

 そちらに行かずトイレの有る駐車場に止め、 入口反対側奥の公園案内板を見て石段を降りる。

 左手351号の道と合わせ右に「大手道」を道を進む、 右は「ガーデンカフェギャラリーかねやま」。
駐車場に有る案内板 大手道を上がって行く

 直ぐ分岐に来て「ひのきの道」と名付けられた左に入るが真っ直ぐは蘭丸広場への道。

下は石畳となっている道を登って行き石畳が無くなると、 土止め階段が始まり周囲は桧の植林帯だ。
石畳の道

 眺望の無い道は最近木屑が蒔かれた様でふかふかしていて、「しぶきの道」と合わせ少しで出丸跡の広場に着くと西側に直ぐの高根山が大きく見えている。
土止め階段の登り 出丸跡から緩やかに登る

 神社の先に駐車場とトイレが有りここ迄車で入られ、 舗装道を少し行くと山頂への入り口となり左に進む。
石碑と石がゴロゴロ 山頂天主跡に建つ烏龍神社

 広々とした所を緩やかに登ると、二の丸跡・三の丸跡が見られそれらしい石が散見している。

 石碑を見て右に回り込むと山頂に着く、 広場奥に烏龍(うりゅう)神社が有り金山城天主跡と書かれていた。
山頂の「ヤマナシ」の大木

 横に「県指定天然記念物古城山のヤマナシ」の標柱が有り、 バラ科ナシ属の落葉高木「山梨」が堂々と立つ。

 入り口付近は本丸跡で丸い礎石が並ぶが、素人に城の遺構を感じ取るのは難しい程になっていた、 木立に囲まれ眺望は兼山の町が一部見えるだけで、暗い感じの山頂。
物見の櫓から直ぐの高根山、右遠くは鳩吹山・金毘羅山

 暫くで下山開始し舗装道迄下り左に見えている「物見の櫓(展望台)」に行くと、可児方面大きく開ける割に目ぼしい物は見えず、高根山の右奥は鳩吹山と金毘羅山の様だ。
物見櫓から下には公園が一望

 直ぐ下に公園の全容が一望出来たが、桜園が作られ自然さは無く完全に人工の公園。

 車道を降れば「さくら花の小道」に行くが、今の時期意味が無く戻り「登城の道」を降る。
ジグザグに降って行く 桜林の中にアスレチック

 ジグザグに降り、 砦の様なアスレチック遊具の横を通り「蘭丸広場」に来た。
正面古城山、右がひとつばの崖、左の建物はアスレチック右は物見櫓

 芝生広場の中に売店が有ったが店は開いて無く、「蘭丸産湯の井戸」を覗いてその先 「ひとつばの崖」と付けられた岩の横を通り駐車場に戻る。

 直ぐ上のカフェに入りケーキとコーヒーを楽しむ、 落ち着いた雰囲気でゆっくり寛ぐには良い店だ。

 以前に来た時はもう少し自然が残っていた記憶だが現在は南面全て人工公園で、 野草は期待出来無いし自然を求める人には向いて無い。

   春に撮った桜 ⇒ 蘭丸ふるさとの森の桜


本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
 出会った花:  無し


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