121 | (けんぎょうざん) 905m |
H18年4月17日 10時45分〜12時45分 岐阜県白川町 晴れ |
”山頂は切り開かれ 明るくて のんびり寛げる” | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
明日以降叉悪くなりそうで、 山頂から御嶽山が見えるとされる「見行山」に行く事にした。 花フェスタ記念公園東ゲート前の83号を北上して、 八百津を抜け久田見で402号に右折し、むらさき野CC前を通り福地に入る。 福地の集落を抜けると直ぐ下落合のバス停に来て、左折し福地峠に向かう。 バス停の所は橋が有り、バス停手前を左に入る。 道は狭くなったが舗装された道が続き、 大那木の分岐は福地峠の右に進んだ。 登り切った所の左に民家が二軒有り、 二軒目の民家の前に右に林道が有るが入らず降って行く。
見行山から派生する尾根を回り込む様になり、 カーブにミラーの所に来た。 ここに山に入って行く道が付き、 目印は何も無いが道路と段差が無い所なので直ぐに見付かる。
駐車出来る所は特に無いのでその先の道の膨らみに駐車し、 10時40分登り始めた。 植林の暗い道を行くと余り歩かれて無いが道は明瞭で、左に少しカーブすると右から溝状の道が合流。
その先道は尾根に上がらず右山でなだらかに進むと太い杉の木が林立の所を通過し、登山道に木が一杯有る所に来たが自然に倒れた物で無く間伐した木が放置された物。 右上大岩がごろごろし苔の付いた岩が陽光を浴び緑に光っているが、 岩が落ちて来る怖さを感じた。
谷を廻り込み緩やかに登ると五差路に来て、 ここは右に鋭角に曲がり尾根に上がって行く。 印は何も無いが明確な尾根に登るので分かり易い、 この尾根は最初に登った尾根の東側の尾根だ。
登りは緩やかで左側が檜右は雑木林に変わり明るくなるが急な登りとなってきた、大岩が登山道の左右に見られる所に来て、振り返ると林の間に御嶽山が見えている。
然し林の中ですっきり見えず、山頂で楽しもうと先を急ぐが急登が続きなかなか登れ無い、緩やかに左にカーブすると右からの尾根が合流、但し右に道は見られ無かった。 急登が続き登り切ると太い杉木立の中に社が見えてきて、 11時30分小さな社の有る所に着く。
只社が有るだけのコブで林の中何も無い、お参りし直ぐ先に進む。 緩く降って登り返すと、11時35分広場となっている「見行山」山頂に着いた。
切り開かれた山頂は奥に二等三角点「見行(けんぎょう)」、右に福地小中学校登山記念標柱が有り、西南が切り開かれ下の福地の集落が見えるが、その先は山並みが続くだけ。
反対側は桧が山頂迄植林されていて眺望は良く無いが、 御嶽山は木の間から見る事が出来る。
その右に真っ白な中央アルプス北の部分の木曽駒から三ノ沢迄が何とか望めた、桧が無いと南駒方面迄見えるので非常に惜しい。 山頂部だけでも植林を止める事は出来ないのか?西南方面を一番切り開いているのは、 地元の生徒諸君に福地の集落が見える様にする為だと思う。 南に道が着いているので、山頂近く迄来ている林道を使って生徒諸君は登るのかもしれない。
12時10分下山開始、 途中見所が無い山でどんどん下り12時30分5差路に戻る。 その先入って直ぐの時に右から合流した道で降ると、 砂地の土手の先古いタイヤが積まれた所に出た。
林道が続いているこの場所は色々な廃棄物が散乱し良く無い、 このような違反行為が時々見掛ける。 車両の通過を考えるとここへの駐車は二台が限度か? 道は福地峠の二軒目の家の前から入った林道、元の道に上がり朝登った道で12時50分車に戻った。
この山は五差路を間違えなければ、後は単純な道で迷う事は無いと思う。 途中結構急登が続き厳しいが距離は短い、 山頂の北・東がもう少し見えると良い山歩きの対象になる。
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確認出来た山: ・御嶽山 ・中央アルプス |