115 | (みょうおうさん) 383m 金山 (点名) (かなやま) 348m |
H18年3月24日 10時40分〜16時25分 岐阜県各務原市 晴れ時々曇り |
”大岩展望台は 眺望に恵まれ 落ち着く良いピーク 金山へは?” | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
各務原と関の境界尾根は猿啄城~金毘羅山・明王山は昨年行ったが、
それより西方面は未だ歩いて無い。 西の点名「金山」迄歩こうと、 「各務野自然遺産の森」を目指し9時10分家を出た。
途中伊吹山と御嶽山が綺麗に見え、 コースを変更し眺望抜群の「明王山」に登りその後「金山」迄歩く事にした。 暫く走り迫間不動の指標を見て左折、山に入り細い道を上がって行く。 右に水がホースから大量に出ていて、車を止めて汲んでいる人がいた。 トンネルを抜け降って行くと、迫間不動入り口を左に見て今度は登って行く。 暴走防止の為道に段差が何箇所も付けられ、ドンドン車体が揺れて走り難い。 舗装のアンテナメンテナンス用「いちょう道」の先、 石碑の立つ所に4〜5台駐車スペースが有った。
駐車場所の石碑の横に小さな社が有り右に谷へ下りる道が付き、 下に有る「各務野自然遺産の森」に続いているようだ。 コースは「健脚の道〜明王山〜迫間山〜多賀坂トンネル上〜 大岩展望台〜三角点の有る金山〜自然遺産の森」とする。 単独の男性がここから歩き始める所だったので、 「どちらまで行かれますか」と聞くと「明王山から迫間山経由大岩展望台へ」 と言われた。 私達も同じコースでと思っているので後を追いますと言う、 10時40分道路の法面に付いている階段を登り歩き始める。 階段を上がると広場になっていて、 左に広い遊歩道のような尾根道が続いていた。
かなり前に作られたのか良く踏まれていて、 なだらかな歩き易い道となっている。 どんどん高度を上げて行き標高が上がるも、 雑木林の中でずっと見晴しは得られ無い。
急になってきた、右に自然な踏み跡の山道が有り真っ直ぐにも幅広い遊歩道が有る、右の山道も良い道でこれなら遊歩道は不要、合流したと思ったら又も同じ様に道は二つとなった。
林の間から木曽川がチラッと見える所も有ったが、 相変わらず眺望はすっきりと得られ無い道が続く。
11時10分分岐に来ると真っ白な「伊吹山」が見えている、 今日は眺望が得られる様だ。
指標が有るがどちらに行けば良いのか分から無い、 左下には舗装された道が見えるので右に進む。 入ると前に来た金毘羅神社が見え駄目だと戻るが、 昨年舗装道から金毘羅山に来ているのを忘れていた, 今日は健脚の道から来たので様子が違っている。 分岐に戻らず右の道に急降下し舗装道に出て、 岩場の旧道を進むと「乗鞍岳」・「御嶽山」が見えていた。
少しで11時25分「明王山」山頂に着くと、360度眺望が有り伊吹山から御嶽山迄が綺麗に見えている、然し中央アルプスや恵那山は少し霞んでいる。
南はツインタワーも見えるが完全に霞んでいて良く無い、5人の方が居られる中に、 前回もお見えになった詳しい人が居て、見えている山の名前を教えて頂いた。
双眼鏡でやっと笠ヶ岳は確認出来て槍ヶ岳は分から無いが、 この時期では良く見えている方だと思う。 随分ゆっくり眺望を楽しみ、12時目的の「金山」に向かった。
明王山を降り舗装道を迫間不動奥の院・迫間山に歩いて行くが、この間舗装道となるのが惜しい、奥の院前の広場に来るとベンチで単独の男性が食事をしてみえた、奥の院の横を通り迫間山に進む。 尾根道を降って行き迫間山に来ると、尾根道でそのまま迫間山山頂方面に行けそうな道が有る。 新しく切り開いた様子で、昨年行った時は迫間山山頂は林の中で何も無く側道を通りパスした、ここからは初めての道で歩き易い山道が続き前方に向かう山のコブが三つ見えていた。
一番奥のコブが大岩展望台で、反射板の有る金山は見えて無い。 緩やかに降って行くと先行の妻が「分岐が有るけどどちらへ」と聞いてきた、知らないので「好きな方へ行けば」と答えるが、多賀坂トンネル上に来た様で又何処からか登られる。 左に入ると分岐で尾根方面に行けそうで、 ここは小さな広場となっていてベンチが一つ有った。
眺望は利かないが南面で風が当らず暖かそうで12時35分昼食とした、食べていると単独の男性が来たが早い、「ここは風が無くて良いですね」と言って先に行かれる。 風が無いのは良いが日差しが当たり逆に暑い、 ここからも舗装道路や自然遺産の森に降りられそうだ。
13時10分尾根を登り始めると幅広い道で何故こんなに広い?只道は急でザレタていて滑り易い、登り切ると緩やかになり一つ目のコブへの登りとなる。
コブを越え直ぐの二つ目のコブは右山でトラバースし、緩やかに降って行くと分岐に着いた、右「大岩不動」で左は「自然遺産の森」への降りの道。
どちらに行けば良いのかと思っていると先行の妻が一人の男性に聞いていた。 自然遺産に降る道の横に尾根を上がって行く道が有るとの事、男性は大岩不動に降り北の尾根を登り返し大岩展望台迄行くと言われる。 あちらの登りは急で厳しと言ってみえ、周回で魅力は有るが今日は余分に明王山迄行ったので諦め、尾根をアップダウンして進むと断層跡の標識が有ったが、何処が断層跡なのか分からず通過。
ドウダンツツジが非常に多いなだらかな尾根道を進むと、 13時55分「大岩展望台」に着いた、明王山に劣らず眺望が広がり、特に御嶽山方面はこちらの方が全体の感じが良い。
伊吹山の右側は金山方面の尾根で隠れ、 その右は全て見えるが金山の山頂は手前の尾根に隠れている。 ベンチが置かれ眺望を楽しみゆっくりした、明王山よりここの方が好みだ!南の眼下に御望山と北山が見え、北山は三角点が有り登る事が出来るかと男性に聞くと知ら無いとの事。
14時05分金山に向かう、 今迄とは少し違うがそれでも良い道が続いている。
軽いアップダウンをし雑木林を進む、 今迄長い尾根を歩いて来たがこの辺りが一番雰囲気の良い林。 大岩の横を通り抜け暫くで反板が見え、14時30分「金山」に着いた。
山頂は北と東面開けるが大きな反射板が有り邪魔して眺望は良く無い、最も反射板の為に開けベンチや標識類も無く三等三角点「金山(かなやま)」が有るだけ。
14時45分戻ろうとすると単独男性が登ってきた、「この先迄行かれますか」と聞くとここ迄との事、お先にと下山開始し少し歩くと、背後から先程の男性が小走りに戻ってあっという間に居なくなった。 大岩展望台に戻るがそのまま通過し、大岩不動の分岐を右の自然遺産の森に入る。
直ぐ展望台の指標が有り行ってみるが、 東屋の立つここは眺望が殆ど得られ無かった。
戻り幅広い遊歩道を降って行く。 284mPは左山でトラバースし進み、 新しい展望台が有り入ると近くに愛宕山・八木山が見えている。
右山になり尾根を東に周り込み南に降る道に入る、道は整備されクッションになる物が敷かれている様で足元が柔らかい感じ、側面は立派な柵が続く。
ぱっと開け階段を降りると、15時50分「各務野自然遺産の森」に着いた。 庄屋屋敷とトイレ・管理棟の三つの建物が有り、管理棟の直ぐ横にカタクリが満開で咲いていたがロープで近寄れない様にされ写真は撮れ無い。
芝生が敷かれた広々とした園地は、 人が誰も居ないと思っていたら何かを拾って歩いている人が居た。 管理棟に戻られたので、車を止めた石碑が立つ所に戻るにはどう行けば良いか教えて頂き、駐車場の先の北の谷方面に行くと柵が有り横をすり抜ける。 谷沿いに進み白竜山寺の指標は入らず、橋を渡り左に白竜山寺を見ながら進む。
お寺の直ぐ前に橋が架かりそちらに行ったがお寺を通っても合流出来、谷沿いの為湿気ていると思って進むと、ショウジョウバカマが道の法面に一杯咲いていた。
東屋が見えてきて舗装道路は右にカーブし東屋と鳥居を左に見て少し進むと、 右に階段が上がっている。 急な道を登って行くと16時25分駐車した所に戻った。
金毘羅山・明王山への健脚の道は歩き易い良い道で、 途中昔の道が有り新たに幅広い道を作った様子。 明王山は眺望は良いが何故か大岩展望台の方が落ち着く感じで好み、その先金山はお薦めの雑木林を通るが他に眺望も含め見るべきものは無いと思う。
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確認出来た山: ・伊吹山 ・池田山 ・小津権現山 ・高賀山 ・瓢ヶ岳
・乗鞍岳 ・御嶽山 ・中央アルプス 出会った花: ・アセビ ・カタクリ ・ショウジョウバカマ |